デイリー・テレグラフが報じた。
英レスターシャー州に住むピーター・デイビス氏は数年前、パトリシアという名前に改名し、身分証明書を変更し、ホルモン療法を受けることを決意した。
デイビスさんは幼い頃から、自身が他の男児とは違うと感じいていたが、それをカミングアウトすることは安全ではなかった。
デイビスさんは、
「トランスジェンダーとは何か、人々は理解しませんでした。専門の医者でさえ」
と説明する。
また、カミングアウトすればデイビスさんには電気ショックによる「治療」や刑務所生活が待っていたかもしれない。
1945年、18歳のピーターさんは徴兵された。
ドイツが降伏した時には、日本との戦争が行われていた極東に送られ、その後はインドに送られた。
従軍後、ピーターさんは産業写真家となり、結婚した。
60歳になり、ピーターさんが自身の秘密を妻に明かしたところ、妻は理解を持って受け止め、口外することなく助けようと努めた。
それは、彼女が6年前に死ぬまで続いた。
2015年、デイビスさんの目に英ドラマのシットコム(シチュエーションコメディ)作品『Boy Meets Girl』が飛び込んできた。
主演はトランスジェンダーのレベッカ・ルートさん。
この作品を見て、道徳が変わったと確信。
性別変更の背を押した。
以下ソース
https://jp.sputniknews.com/life/201703313490269/
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