女優の高橋由美子さん(44歳)の不倫疑惑が話題になっている。相手は40代前半、飲食店を営む実業家。興味深いのはこのふたりが親密になっていく経緯だ。
もともと彼は高橋さんのファンだった。他の店で知り合い、高橋さんが彼の店に通うようになる。当時は彼が高橋さんとの写真を撮り、うれしくて妻にメールで写真を送っていたとか。この時点では、彼の立ち位置は妻に近い。
ところが、彼はどんどん高橋さんにのめりこんでいく。「好きすぎてどうしようもない」などと話すようになり、妻としては心中穏やかではなかっただろう。夫の頭の中がお花畑になっていると感じたそうだ。
「だったら高橋さんに告白してきて」
妻の言葉を真に受けた夫は、高橋さんに告白した。そして高橋さんは「奥様と話し合ってきてください」と答えた。彼は妻に「告白を受け入れてもらえたので離婚したい」と言い出した。
なんだこりゃ、という話である。それぞれの立場での発言は理解できるのだが、全体としてみると「うーん」と唸りたくなるような話。
もちろん、妻は被害者ではある。だが、男は時として言葉をまともに受け止めて行動する。妻としては「理性を働かせろ」という意味で「告白してきて」と言ったのだろうが、夫はその言葉通り行動した。そして、たとえ告白しても有名女優が夫を相手にするはずがない、という妻の目論見ははずれてしまった。
ある意味、妻自身が発した「告白してきて」という言葉が結果的に命取りになったとも言える。
ほかにも、夫の恋心を冷まそうとして逆効果になる言葉がある。過去にいくつか似たようなケースを取材した。
夫の態度がどこか浮ついていると感じたヒトミさん(39歳)は、何かの折にあなたなんてどうせモテるわけがないんだからと決めつけるような言い方をした。
「他に目を向けないで、私だけを見てという意味で言ったんです。だけど、結果的にその言葉が夫を不倫へと走らせてしまった。実際、夫が浮ついていたのは会社の後輩に気持ちが向いていたから。だけど家庭があるからと自制していた。ところが私が夫を見下すようなことを言ったために、そんなことを言うならと彼女を口説いた。そして彼女は夫を受け入れたんです。その年の夫の誕生日に『何がほしい?』と聞いたら『離婚届のサインと捺印』と言われました」
そしてヒトミさんは離婚した。本当にあった話である。女性は言外のニュアンスをわかってほしいと思いがちだが、男性は言葉をストレートに受け止めがちなのだ。
「そんなに好きなら口説いて玉砕してくれば?」
妻のそのひと言で浮気に走った男性もいる。トモヤさん(43歳)は、仕事で知り合った5歳年下の既婚女性のことをときどき妻に話していた。
「おっとりした雰囲気なのに仕事はてきぱきしていて、本当に素敵な女性だったんです。見た目も女優の高島礼子さんに似ていて。世間話のつもりで、こんな女性がいて素敵なんだよと妻に話したら、好きなら口説いて玉砕してこいと言われた。カチンときましたね。嫉妬しているのなら、素直にそう言えばいいのに……。結局、その彼女とは1年ほどつきあいました。もちろん妻には言いませんでしたが、内心、オレをバカにするなよと思っていた。正直言って、不倫にすら気づかない妻の無関心にも腹が立ちました」
夫は、自分が妻から“男として”見られていないことに傷つく。女性と同じなのである。
続く
以下ソース
https://allabout.co.jp/gm/gc/473923/
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