突然だが、皆さんは昨日見た夢の内容を覚えているだろうか? 夢には深層心理が表れるといわれており、夢の意味合いを考えたことのある人も多いはず。ところで、夢を分析してくれるカウンセリングなども巷に存在するが、実際の信憑性はどの程度高いのだろうか? 気になったので調べてみた。

お話を伺ったのは、カウンセラーの田尻健二さん。まずは、悩みを持っている人が見やすい夢の傾向について聞いてみた。

「悩みにもいろいろなものがあると思いますが、例えば『不安』ということでしたら、誰かに追いかけられたりするなどの怖い目に遭う夢を見ることが多いようです」(田尻さん)

なかでも、心の病を抱えている人が見る夢には、ある傾向がみられるのだという。

「うつ病や統合失調症などの重症域の精神疾患を患っている方は、夢の中で毎晩のように殺されたり、あるいは生物のまったく存在しない非常に荒廃した光景が延々と続く夢などを見ることが知られています。ですから、夢の中で殺されてしまうか、それとも途中で目が覚めるのかは、心の健康度を推し量る一つの目安となっていると考えられます」(田尻さん)

では、実際のカウンセリングでも、こうした夢分析は活用されているのだろうか?

田尻さんによると、日本の大多数のカウンセラーは、カウンセリングの場で夢分析は活用しないが、次のような心理療法ではその頻度が比較的高いと考えられるという。

(1) フロイトの理論に基づく古典的な精神分析
(2) ゲシュタルト・セラピー
(3) ユング心理学・プロセスワーク

なんだか難しそうだが、一体どういうことなのだろうか?

「オーストリアの精神分析学者・フロイトは神経症(現在の『不安障害』のカテゴリに該当する精神疾患)の原因を『無意識に抑圧された体験が有する心的エネルギーの働き』と想定し、その体験が意識化されれば症状が治ると考えました」(田尻さん)

人間の心は、不安や葛藤を避けるために防御的な働きをすることがあり、その心の働きが、さまざまな症状を生み出すものとフロイトは考えた。例えば、人前で話をしたときに失敗し、そのときの心の不安を無意識に抑え込んだ結果、手や足の震えという症状となって表れる、といった形だ。

「その無意識に抑圧された体験の心的エネルギーは夢にも現れると想定していたため、夢の内容を分析することが非常に有効と考えられています」(田尻さん)

また、ユダヤ人精神科医・パールズが創始した「ゲシュタルト・セラピー」では、夢に登場するあらゆる要素をその人の心の一部分と考え、詳しく分析するのだという。

「そして、『ユング心理学』『プロセスワーク』と呼ばれる心理療法では、現代の科学では説明のつかない、目に見えない存在の働きを重視する傾向があります。これらの心理療法では、夢の内容が夢を見た人の魂の成長を促すと考えられています」(田尻さん)

続く

しかし、

「前述の心理療法における夢分析は、エビデンスが確立されているわけではありません。その意味で信憑性があるとは言い難いと思います。また特定の分析内容の信憑性あるいは妥当性は時代によっても変化します」(田尻さん)
以下ソース
https://oshiete.goo.ne.jp/watch/entry/8916291e98f3a2751f6f608c2cc136f8/

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