2018年09月12日 22時40分 公開
“豊胸手術した胸がLEDライトで光る映像”に東京美容外科がマネしないよう呼びかけ 「日常生活ではまず光らない」
やけどのリスクも。
[ねとらぼ]

 9月10日の「月曜から夜ふかし」で「豊胸手術をうけた胸をLEDライトで照らすと光る」という映像が放送されたことを受け、東京美容外科の公式Twitterが検証映像を投稿するとともに「マネをしないようお願いします」と呼びかけています。

 東京美容外科が投稿した映像によると、シリコンに光を強く押し当てた場合にシリコンの形が浮かび上がるのは事実。しかし、自身の脂肪や乳腺の厚みによってくっきり浮き出るどうかは変わってくるため、豊胸手術を受けた全ての人に起こる現象ではないそうです。

 光るケースでは、強い光を外に漏れ出ない程度に強く押し当てた場合にのみ起こるもので、外から照らした程度では浮き出ないとのこと。また、身近な光である携帯電話のライトでは、強く押し当てたとしてもほぼ浮かび上がらないそうです。

 映像では「条件によっては“LEDでシリコンの形が浮かび上がる現象”は起こりうる」としながらも「脂肪や乳腺が薄い人が、非常に強い光を外に漏れないほど押し付けた場合にのみ起こる現象であり、日常生活においてはまず起こらない」と説明。
東京美容外科のTwitterは、乳がんなどの病気の治療でもシリコンインプラントを用いた再建は行われているため、十分な配慮ともにマネをしないよう呼びかけています。なお、東京美容外科は番組に一切関与していないそうです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1809/12/news140.html
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