覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

 9月27日、元モーニング娘。の吉澤ひとみさんが保釈されました。報道によると、酒気帯び運転などで前日の26日に起訴され、弁護士さんが保釈を請求して、認められたのやそうです。

 取り調べで罪を認めると、保釈されやすいんですよね。否認やと、最低でも初公判までは保釈も家族や友人の面会もナシになる可能性があります。それで吉澤さんの場合は、保釈保証金が「300万円」ちゅうのも話題でしたね。高いのか安いのか。私は妥当やと思いました。清原和博さんは500万円ですしね。ホリエモンさんやヤクザの大親分と比べるものではないですよ。

 ちなみに知り合いの弁護士さんによると、過去最高の保釈金はヤクザではなく、食肉卸業のハンナンの社長さんらしいです。私の地元にある会社で、補助金を不正受給して詐欺罪で実刑となった、地元でもかなり有名な社長さんですが、なんと20億円だったとか! 社長さんも結構な高齢だとお聞きしてます。たしか今もムショですよね……。お体に気をつけてがんばってほしいです。

 あと田中角栄は2億円。40年くらい前なので、相当高かったと思います。

 吉澤さんが勾留されていたのは、東京・渋谷区の原宿警察署でしたね。これも知り合いの弁護士さんによると、東京23区内で女子用の留置場があるのは、原宿署のほか港区の湾岸署、北区の西が丘分室くらいなのだそうです。大阪出身の私には場所的にピンときませんが、女子で逮捕(パク)られたり懲役に行ったりするのは男子のほぼ10分の1だそうですので、もともと少ないのです。

 保釈の日、吉澤さんが署から出てくるところがめっちゃ放送されていましたが、薄化粧で、髪もきちんとされていましたね。で、テレビを見ていた友達から、「あのメイクはどこでしてるの? 留置場に化粧品は持っていけるの?」と聞かれました。

 ええ質問やと思います(笑)。逮捕や収容施設の状況にもよりますが、パクられて最初に行くのが留置場です。まだ起訴されるかどうかもわからない段階ですね。ここで取り調べをして、起訴するかどうかが決められます。

 この留置場と拘置所は「未決」の段階ですから、服は私服で、家族や友人に差し入れてもらえます。せやから差し入れてくれる人がいないと、かなり悲惨です。獄中(なか)では別に何を着てもいいのですが、だいたいは皆さんジャージですね。でも、自殺防止のためにジャージはヒモを抜かれますし、パーカーのヒモも抜かれ、ブラはダメ。ショーツもTバックや派手なレース、ボタンのついたようなものはNGです。

 もちろん化粧品もダメです。顔の保湿用クリームとリップクリームは大丈夫ですが、元アイドルの吉澤さんも、どすっぴん&ノーブラ生活を21日も過ごされたのは、ごっついですね。

 そして、出所の日には、多分ですが、ご家族や会社の方が化粧品と着替えを持ってきてくださって、房を出られてから原宿署内のトイレでささっと着替えて、ヘアメイクもされたのやと思います。

 でも、メディアに追われていると、そういう身だしなみを整える時間がない方もいらっしゃいますよね。出所される時に超話題になったヤクザの大親分さんは、マフィアみたいなハットをかぶって登場されて、カッコイイと評判でした。

 女子は獄中でも髪形はけっこう自由なのですが、男子はみんな丸刈りです。で、出所が近くなると、施設に「畜髪願」を出せば少しずつ伸ばせるのですが、いかんせんザンバラな感じになりがちです。せやからハットでカバーしよう……となったのでしょうね。この大親分、獄中では難しい哲学や宗教の本のほかに「チョイ不良(ワル)」御用達のアノ雑誌を読んではったと、ネットニュースに書かれてましたよ。オシャレさんですね。

以下ソース
https://www.cyzowoman.com/2018/10/post_204545_1.html

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