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佐藤雅信さん(TENGA本社にて)(C)日刊ゲンダイ

 スタイリッシュなデザインの“オナホール”など斬新なアダルトグッズを開発・販売する「TENGA(テンガ)」。そのグループ会社の代表を務める佐藤さんは、“だから”というべきか、性に関する類いまれな肩書を持つ。それは、オナニー元世界チャンピオン! 米国サンフランシスコで行われたオナニーの世界大会「マスターベータソン」(マスターベーションのマラソン)耐久時間部門で、2008年と09年に連続優勝。記録も1年目が9時間33分、2年目が9時間58分と、いずれも当時の世界新記録を更新した。当時、日本のマスコミでも“オナニーの申し子”と話題になったものだが、あらためてコトの顛末を聞いた。

「大会を初めて知ったのはテンガにアルバイトで入ったばかりのころ。ネットサーフィンで見つけました。もともとそういうことに興味があったし、持続力にも自信があったのですが、当時は会社が忙しくて海外に行くどころじゃなく……。それから2〜3年たって、会社も海外展開しようという話になり、しかも自分が担当に抜擢されたので、“だったら市場調査ついでに出場したいのでお休みをください”と社長に直訴したら、“優勝したら旅費を出す”という条件で了解してもらいました」

 もともとテンガに入社したのは、企業理念に引かれたから。小さいころから親しんでいたオナニーが、大人になるにつれタブー視されることに疑問を抱いていた大学時代、女性誌「an・an」のセックス特集で紹介されたテンガに興味を持った。ホームページを見ると、〈性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく〉という文字。たちまち「これは自分がずっと思っていたことだ」と感銘を受けた。すぐに思いの丈をメールしたら当時の社長から返信が。アルバイトで入り、そのまま翌年入社した。

 そんな佐藤さんだからこそ、マスターベータソンを主催するNPO団体の“マスターベーションのタブーをなくそう”という考えに共鳴。自分と通じるものがあると、意気揚々と会場に乗り込んだのだが……。

「行ってみたら古い建物の2階のホールが会場で、ディスコの跡地のようでした。けっこう広くて、立てば何百人も入るほど。その床にクッションが置いてあって、そこで座ってやれと。後ろに観覧席が段になっていて、応援というか見せ物状態ですね」

 途中の出入りは自由で、参加者は延べ100人くらい。観客も100人くらいいた。男女混合で、隣では女性がお尻丸出しでコトに励んでいる。日本だったら、とても表立ってこんなイベントはできない。

「陽気なサンフランシスコという土地柄もあったんでしょうが、よくよく聞くと、やはり変態の集まりみたいな催しで、僕のように名を残そうなんて思っている人はいなかったみたいです(笑い)」

 オナニーの方法は自由。佐藤さんは自社製品を大量に持参し、取っ換え引っ換えして挑んだ。単調な刺激では飽きて持続できなくなるからだ。

 おかずも自由。周りの女性を見てもいいが、触るのはNG。佐藤さんはノートPCを持ち込み、オーディオビジュアルを見た。

「特にお世話になった女優は希崎ジェシカさん。あとは素人ものとか好きだったので、そっち系が多かったですね(笑い)。集中してたので恥ずかしくはありませんでした。予行演習として日本でエアセックス大会に出たのが良かったのかもしれません」

続く

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/lifex/263236

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