今が“伸び盛り”という時期だろう。岡山支部の人気レーサーである土屋が、着実に成長を遂げている。
１７日に終了した多摩川一般戦では、思い切りのよさを存分に発揮して１８強入り。準優で６着に敗れて通算２度目となる優出は逃したものの、節間３勝をマークするなどシリーズを通して十分に存在感を示した。
５月以降の勝率は、１６日現在で５．７０。初のＡ２級昇格も見えてきたが、「期はじめが良かっただけです」と納得はしていない。
「エンジンが良くないときに、良くないなりの走りができていない。旋回の質も高くないし、まだまだ地力が足りないと思います」
自分の課題を把握できているのは、ベースとなる基礎がしっかりしてきた証拠だろう。「以前に比べれば道中で追い上げることが増えてきて、大きい着順を取ることが減ったかな」と話すように、経験値が上がったことで、競り負ける回数は確実に減少している。
「これからはコンスタントに優出できるようになりたい。来年はレディースチャンピオンとヤングダービーに出場したいですね」
着用しているＴシャツに書かれていたのは『捲リタイ…』の文字。「原田篤志さんが着ていて、いいなと思っていたら、私にも作ってくださって。やっぱりまくりたいですよね」。果敢なターンにさらに磨きをかけて、大舞台を目指す。（立山友基）
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■土屋 南（つちや・みなみ）
１９９７（平成９）年１月２６日生まれ、２２歳。岡山県出身。
２０１６年９月に第１１９期生として選手登録。
特技は球技。趣味は音楽鑑賞、買い物。好きな食べ物はシチュー、ドリア。
２１日開幕の桐生・サンケイスポーツ杯／オールレディースに出場予定。
１６２センチ、４７キロ。血液型Ａ。
以下ソース
http://race.sanspo.com/boatrace/news/20191018/btrnws19101804570001-n1.html
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