アメリカの大学を経て、日本でIT企業に勤めている20代の男性・Aさん。参加した飲み会で、男女間の金額差を知り衝撃を受けたと明かす。
「海外での人間関係は、年齢や性別、人種を問わずフラット。特に、性差による差別や特別扱いは、年々タブーとなってきている風潮があります。日本では、同じ空間で共通の体験をしているにもかかわらず、男女で傾斜をつけることが多い。特に、40代以上の男性には、その傾向が顕著なように感じます」
広告関連の仕事に就く20代の女性・Bさんは、仕事関係での飲み会でも、男女で金額差が発生することに納得がいかないという。
「仕事の一環としての異業種交流会では、参加者は“上下”の関係にない。それにも関わらず、女性に対して、傾斜をつけてくる人がいます。多くの金額を支払おうとするのは、優位な立場になりたい、一種のマウンティング行為にさえ思える。特に、年齢の近い男性にされると、下心があるのではと邪推してしまいます。女性だから稼ぎが少ないと先入観を持たれがちですが、十分に稼いでいる自負はあるので、低く見積もられた気分になってしまいます」
Bさんのように考える女性もいる一方で、対照的な考えを持つのがメーカーで管理職の30代男性・Cさんだ。
「明らかに所得が自分より少ないと分かっているシーンや、予定を多少無理してでも調整してもらった時ほど、傾斜をかけるようにしています。余裕がある方が多く支払うことは、当然だと思います」(Cさん・以下同)
では、「男性がより多く支払う」という概念には、どのような背景があるのだろうか。
「一般的に、男性の方が女性よりも多く食べたり飲んだりするケースが多い、というのがまずあります。あと、私の父親は、古き良き日本の家長タイプ。『女性にはどんどん奢れ』と教わってきた影響は大きいと思います。また過去、女性の気持ちを少しでも振り向かせたくて、たくさん奢ってしまった経験も、いまだに尾を引いていますね……。自分に自信がないことの裏返しなのかもしれません」
飲食業で働く30代の女性・Dさんは、「若い世代ほど割り勘派が多い」と言う。
「正直、私は傾斜配分してもらえるなら、してもらったほうが嬉しいです。彼氏でなくても、奢ってくれるならもっと嬉しい(笑)。でも、若い子はそうでもないみたい。稼ぎの問題ではなく、どうしても割り勘で払うという女子を何人も見たことがあります。
もちろん『奢ってもらってラッキー』という子もいますが、『奢られる意味がわからない』という子も、少なくありません。そういう子に話を聞いてみると、決まって『“借り”を作ると、弱みを握られた感じで、何をされるかわからない。怖い』と言います。
逆に、若い男子は奢る傾斜をつけるという概念が少ないようにも感じます。ご飯を食べたあと、きっちり自分の分“だけ”を出す男子は多いです」
実際、現在大学4年生の男性・Eさんは、こう嘆く。
「何故男が多く出さなくちゃいけないのか謎です。就活でも女性のほうがバリバリ内定が決まっているし、できれば僕が奢ってほしいくらい(笑)」
今の時代、傾斜配分は、男性にとっても女性にとっても悩ましい問題をはらんでいるようだ。
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20191022_1472964.html
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