反社系VTuberの懲役太郎がYouTubeチャンネルを更新。彼女との面会・手紙で盛り上がる受刑者たちの実態を語った。

電子機器の発達により、手紙を書くことが少なくなった現代。しかし、事情があって手紙によって大切な人とコミュニケーションをとる人もいる。受刑者たちだ。

バーチャルユーチューバー・懲役太郎が自身のYouTubeチャンネルにアップした動画が注目を集めている。

懲役太郎は「前科3犯、(称呼番号)893番、懲役太郎です。」というフレーズで人気上昇中のバーチャルユーチューバー。「刑務所に服役中であり、職業訓練の一貫として、ユーチューバー活動をしている」という設定で、裏社会や反社な人々の生態、刑務所・拘置所事情などに詳しいことが特徴だ。

これまでに「あおり運転されやすい車の特徴」「反社が教える絶対に自転車を盗難されない方法」「反社組織の組長が溺愛する孫に事務所でアニメを観せて起きた悲劇」など、濃い内容のテーマを、独特な質感の声で軽妙に語っている。

懲役太郎によると、刑務所内で数少ない楽しみに「面会」と「手紙」があるそう。とくに配偶者ではない内妻・彼女が面会に来るのは受刑者のなかでも「アツい」とのことで、手紙に関しても同部屋の仲間に届くと「手紙が来た!」と自分のことのように喜ぶ人がいるという。

手紙を書く際も「こうやって書いたほうが良いよ」「こういう文章がいいよ」とみんなで添削するという。その様子を思い出した懲役太郎も、思わず「女子高生のようなノリですわ、犯罪者のおっさんが」とコメントしてしまうような光景のようだ。

そんなあるとき、受刑者仲間の彼女が、高時給と接客をしないでいいという理由で、キャバクラのバニーガールになることに。もともとスナックで働いていた女性だったため、この転職に仲間たちは大盛り上がりとなったという。

なお、バニーになった女性からはその後も手紙が届き、尻尾を付け忘れると「ただ露出の多い格好をしている」ように思えて、「裸になったような恥ずかしさ」を感じると伝えられたそう。ただ、その感覚は男性であり、塀の中にいる受刑者たちにはよくわからない感覚だったようだ。

とても刑務所内とは思えない、男子校の中学生のようなエピソード。こんなほのぼのとした世界が、塀の中にあると想像できる人はいるだろうか。

この動画に対し、コメント欄では「犯罪者のおっさんが女子高生みたいなノリですわ笑 っていうパワーワード」「こんなにほのぼのとした、かわいらしく罪のないやりとりがしかしすべては罪を犯した塀の中という」「囚人ですら彼女いるのにシャバで童貞の俺って……..(泣)」などの声が寄せられている。

以下ソース
https://sirabee.com/2019/11/30/20162206617/

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