0001逢いみての… ★
2019/12/25(水) 00:03:46.98ID:CAP_USER「失われた30年」から抜け出すために、政府や日銀は金融緩和を行っているが……増税で相殺され手遅れか。格差社会はますます広がりを見せはじめ、令和に新たな「負け組」が生まれている。その最たる被害者に挙げられるのが、就職氷河期を経験した30代後半〜40代中盤までの“ロスジェネ世代”と呼ばれる報われない者たちだ。
’20年度の厚生労働省の予算には、この世代の就労支援に603億円が組み込まれるなど対策が講じられることも決まったが、一方で当事者からは「もう這い上がれない」といった声が上がっているのもまた事実だ。
例えば週刊SPA!’19年9月10日号で取り上げた貸倉庫難民の落合健太さん(仮名・44歳)もその一人だ。彼は非正規雇用を転々とするも’08年に当時横行していた「派遣切り」を機に転落する。年収100万円で家賃を滞納し、本来居住を許されていないトランクルームで息を潜めて2年間も暮らしていた。
同記事はネットを中心に大きな反響を呼び、編集部には「落合さんを救いたい。我が社で働かないか」と企業数社から支援のメールが届くほどだった。そこでSPA!では就職支援の話とともに近況を伺いに、再び落合さんに接触を図ったが……。
「本来住んではいけないトランクルームなのに、さらに賃料を3か月間滞納。荷物すら置けず出ていくことになりました。一時は野宿やネットカフェで過ごすなど、ほぼホームレス状態でしたね」
唯一支払っていた生命線の携帯電話で、SNSに「苦しい」と投稿。それを見た知人から手を差し伸べられたという。
「今はかつて付き合いのあった地下アイドル事務所の“倉庫”に、エアベッドを膨らませて住んでいます。仕事もライブの手伝いから、社長の犬の散歩まで……。月給5万〜6万円ですが、以前よりもマシな生活です」
貸倉庫を引き払い、知人の事務所の倉庫で寝泊まりしている落合さん。
「頼れる親類もいないので社長には感謝しかない。冬は底冷えでキツいですが、それでも貸倉庫よりは100倍マシです」
そんな落合氏に就労支援の話を振るも、意外な答えが返ってきた。
「今まで幾度となくハローワークには行ってきたが、結局紹介されるのは日雇いと大差のない低賃金の仕事ばかり。40代後半でイチから就職して20代と一緒の平社員はどうしても厳しい。もう、国なんて信用できない。今さら幸福な老後なんて迎えられるわけがない」
植え付けられた“負け”の思いからは、なかなか抜けられない。
以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1632752
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