安藤房子のセクシー・クリニック

このコーナーでは作家であり日本初の恋愛カウンセラーでもある安藤房子氏が、３万５０００件に上る今までのカウンセリング経験を基に恋愛や性の悩みに答えてくれるぞ。

「俺、奥さんも不倫相手も、何か相談されると意見しちゃうんだよね。それが悪いのかな？最近どっちもセックスしてくれない」うん。おっしゃる通り。女性と会話してるとき、意見したらダメ。その時点で女性はセクシーな心を閉ざしますから。

男性と女性の思考回路は全く違います。男性は理論派。いつ何がどこでどうなってどうなのっていう理屈な話を好みます。

でも、女性は感情派。他愛のない話をダラダラしていたいだけ。仕事タイムならまだしも、プライベートな会話で意見をされたりするのはまったく好みません。ただただ「うん、そうだね」って話を聞いてもらいたいだけなんです。

時には、あなたに意見を求めることもあるかもしれません。でもそれはアドバイスがほしいんじゃなくて、自分を認めてほしいだけなの。それをね。男性たちはわかっていないんだなぁ。

もちろん、あなたが意見したいときもあるかもしれない。そのときにはちょっとしたコツがあるんです。先に女性のいいところを褒めて、その後に意見を言う。これ、心理学では【両面提示】と言われる手法で、効果絶大なのです。

で、この手法を上手に取り入れているのがマツコ・デラックスさん。言いたい放題みたいに見えるかもしれないけれど、よ〜く見てみて。ほぼいつも、まずは相手の意見を受け入れて「あら、これ美味しいわ」「あなた、いい男ね」などと話して相手の心を引き寄せる。そのうえで、ガンガンと言いたいことを言う。

言い方にも嫌味がないですよね。強烈な意見を言う前には「ちょっとね、アタシはこう思うのよ」と、前置きをしてから意見を言う。だから相手は話を聞こうとする。これ、恋愛関係でもぜひとも取り入れてほしいメソッドなんです。

さあ、あなたも。マツコ会話術を習得して。楽しいセックスライフを過ごしてくださいね。

以下ソース
https://dansen-web.com/?p=16656

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