戸叶和男『日本奇習紀行』

 ひと昔前は、女児が成長と共に初潮を迎えると、赤飯を炊いて祝うのが一般的であったが、近年ではそうした祝いを避け、愛娘の初潮そのものを“秘せるもの”として扱う親も増えているという。しかしそうした良識ある現代の親御さんからすれば、にわかに信じ難い行為が、「風習」として行われていた時代と地域が、この日本には存在している。

「今の人からすればわからないけれども、私らが子供の時分には、それが当たり前だったんだよ」

 かつて西日本のとある地域で行われていた“女児の成長確認”に関する風習ついてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、現在もなお、家業の農家を細々と営んでいる斎藤精一さん(仮名・84)。斎藤さんの話によると、なんでも当地においては、思春期に差し掛かった年頃の愛娘に対し、その父親がなんともおかしな方法で、その成長を確認する風習が存在していたのだという。

「要はね、娘がちゃんと女になっているかを確かめるんだ。手でいじってやってね。それで“おつゆ”が出るようになれば、立派な女だっていうことになってね、家族総出で祝うんだよ」

 事が事だけに、斎藤さんもその詳細について、時折、言葉を濁しつつ語るが、要は、年頃の少女に対して、その父親がペッティングを行い、少女が濡れれば、「大人の女性」として認め、一昔前の初潮祝いよろしく、一家揃って祝うという話のようだが、いずれにしかり、現代の我々が持つ感覚でいえば、実父による性的虐待以外の何物でもない。しかも、こうした行為は、「おつゆが出るまで続く」(斎藤さん)というから、開いた口が塞がらない。

「まあ、今じゃこういう時代だしね、どの家でもそういうのをやっちゃいないとは思うけれども、こんな田舎なもんで、昔からの習わしだとか、そういうのにうるさい連中もいるからね。正直、どうなのかはわからないよ」

 現在の状況については、そう口を濁す斎藤さん。無論、それが虐待でしかないことを思えば、さすがに現在もこのようなおぞましい行為が続けられているとは思いたくないが、真相は藪の中であるだけに、なんとも気がかりなところである。

文・取材=戸叶和男

以下ソース
https://tocana.jp/2020/02/post_138812_entry.html

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