とうとうパンデミックが始まった。厚労省は13日、新型コロナウイルスに感染した神奈川県の80代の日本人女性が死亡したと発表。都内在住の個人タクシー運転手の日本人男性(72)の感染も確認された。女性は運転手の義母。女性が医療機関を受診したのは先月28日で、運転手は同29日だった。タイミングからして、親族間で「ヒト・ヒト感染」した可能性が濃厚だ。

 さらに、和歌山県は同県在住の50代の日本人男性医師の感染が確認されたと発表。男性医師は先月31日に全身の倦怠感を訴え発熱。今月3〜5日は解熱剤を飲みながら勤務したというから、他の人に感染させている恐れもある。県はけさ、病院を受診した70代日本人男性も新たに感染が確認されたと発表。肺炎の症状があり重症という。千葉県も13日、20代男性の感染が確認されたと発表した。

 加藤勝信厚労相は「国内で流行しているという疫学的な情報は集まっていない」と“火消し”に躍起になっているが、認識が甘すぎる。安倍政権の後手後手対応によって日本列島が大感染する危機が現実となってきた。

 政府は、ウイルス検査の対象者の条件を@37・5度以上の発熱とせきなどの呼吸器症状A発症2週間以内の湖北省への渡航歴B湖北省に訪問歴がある人と濃厚接触した人――としてきた。「湖北省縛り」などと対象者を限定したため、症状があっても条件に合致せず、検査を受けられない人が続出している。

 ある内科医によると、新型肺炎にかかっている疑いがある患者の血液を採取し、保健所に検査を依頼したが、条件に合わないから検査できないと断られてしまったという。

 検査を受けられないまま、ウイルスをまき散らしている感染者も相当いるのではないか。

 そんなユルユル対策に業を煮やした自治体が、次々に独自に検査を開始している。13日になって一気に感染者が見つかったのは、検査対象が広がったことが原因の可能性がある。山野美容芸術短大客員教授の中原英臣氏(感染症学)はこう言う。

「政府の対策はあまりにも遅い。既に国内に感染者がいたにもかかわらず、検査対象が狭かったため、発覚していなかっただけではないのか。もっと早い段階で医療の専門家に対策をとらせるべきでしたが、東京五輪を控えており事を荒立てたくないから強い対策をとらなかったのでしょう。日本感染症学会は6日に『既に国内にウイルスが入り込み散発的な流行が起きていてもおかしくない』との見解を公表しています。その通りになったということ。もはや政府は頼れず、自分の身は自分で守るしかない。手洗い、うがいのみならず、使い捨て手袋などで予防を徹底すべきです」

 もはや全国的に蔓延していると思ったほうがいい。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269053

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