「ここ数ヵ月、現役の暴力団員たちが新しいシノギとして流通させようとしているのが『CBD(カンナビジオール)』と呼ばれる新型合法ドラッグだ。違法ではない大麻草から抽出した成分を精製した粉末で、電子タバコで蒸気摂取する。俺が知っているルートだと、オランダとロサンゼルスから日本へ船で輸入している」

こう話すのは、暴力団関係者のX氏である。槇原容疑者の逮捕が世間を騒がせている裏で、新たな合法ドラッグが都内で流行し始めているというのだ。

「『CBD』自体は日本で禁止されてはいない。だからインターネットでも売られているが、純度で言えばせいぜい50%ほどのものがほとんど。その一方で、暴力団が売っているのは純度100%。値段は大体、1グラム1万円から1万5000円くらいで、使用するとリラックスした気分になる。慣れているドラッグユーザーだと、大麻を吸引した後に『追い飯』的な感覚で吸引してマッタリするんだ。粉状なので、鼻から吸うこともある」(X氏)

元厚生労働省麻薬取締官の高濱良次氏が警告する。

「こうした薬物はゲートウェイドラッグと呼ばれ、使い続けているとより強い薬物を求める入り口になります。危険ドラッグは数が多く、警察もすべてを把握できておらず、規制が追い付いていない」

一刻も早く法律を整えるべきだ。

以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/98255

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