世界的に感染が広がる新型コロナですが、この新型コロナの名称を巡って米中で政治的なせめぎ合いが発生しています。

もともとこの新型コロナは中国の武漢で発生したもので、中国政府はこれまで、中国疾病預防控制中心(Chinese Centre for Disease Control and Prevention)が、武漢市内の市場で売られていた野生動物が感染源と発表しています。

しかし、武漢には中国科学院が中国で唯一のバイオセーフティーレベルP4の研究所を有しており、この研究所ではコロナウイルスも研究対象です。

中国のこのような研究所では以前から、動物などの生体実験を行った後に、焼却などで処分するべき動物の遺体を、裏金を作るために市場に横流しする行為が相次いでいました。この武漢の研究所でも、そこから流出したものではないかと考えられる事が多くなりました。

中国の共産党政府はやっきになって否定していますが、実際には中国国内ですらも一般の人の本音では、この実験室からの流出だと考えている人が大半です。

この新型ウイルスが世界的に甚大な猛威を振るっている事で、中国が大きな影響力を持つWHOが決定した新型コロナの感染症の名称が「COVID-19」です。

このWHOがどれほど中国共産党政府から影響を受けているかは、もう多くの日本人が思い知っているでしょう。

中国が大きな影響力を持つWHOによると、地名を名称につける事は、その土地への差別意識を助長するという理由を語っており、このような名称にしたものです。

尚、「COVID-19」は新型コロナのウイルスの名称ではなく、新型コロナによる感染症の名称で、ウイルスの名称とは別です。

この新型コロナ感染症の甚大な被害が世界的に広がる中、感染源の中国共産党政府は、中国の悪印象を避けようと、米国陰謀説や、中国が感染源だというのはデマだというプロパガンダを開始しました。

2020年3月12日夜、中国の外務省報道官が「新型コロナは米軍が中国に持ち込んだかもしれない」というトンデモな主張をツイッターに投稿します。これについて、AFP通信(日本語版)は翌13日に、次のように伝えています。

AFP BB NEWS)新型ウイルスは米軍が武漢に持ち込んだ、中国報道官が主張(2020年3月13日)
https://www.afpbb.com/articles/3273177

中国外務省の報道官が12日夜、新型コロナウイルスは米軍が中国に持ち込んだ可能性があるとツイッター(Twitter)に投稿した。主張を裏付ける証拠は提示していない。

趙立堅(Zhao Lijian)報道官は、米疾病対策センター(CDC)の所長が米議会で、インフルエンザで死亡したとされる米国人の中に死後の検査で新型ウイルス感染が確認された例が複数あると証言した際の画像を投稿。「CDCが白状した。米国で感染が始まったのはいつだ? 感染者は何人いる? その病院の名前は?」とツイートした。

「武漢(Wuhan)に流行をもたらしたのは、米軍かもしれない。透明性を示せ! 情報を開示せよ! 米国は我々に対して説明責任がある!」

中国では趙氏の主張と似たような、新型ウイルス流行の責任は米国にあるとの陰謀説がソーシャルメディア上で急激に広まっている。

中国共産党政府自身ですらも、武漢の市場が発生源だと発表している新型コロナを、突然根拠もなく米軍が持ち込んだ「可能性」を主張したのです。

この主張の根拠と言えるものは、2019年10月に武漢で開催された各国の軍人によるスポーツ大会に米軍選手団が参加したことのみで、具体的な根拠など何もありません。

これでは都市伝説にすらもならないレベルの主張ですが、こんなことを、今や大国となった中国共産党政府が外務省報道官を通じて世界的に行っているのです。

続く

以下ソース
https://tablo.jp/archives/19914

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