北方領土・択捉島の南東沖で先月13日夜、マグニチュード(M)が7・2の地震が起き、北海道根室市などで最大震度4の揺れが観測された。震源が深かったため津波は起きなかったが、もし震源が浅ければ発生していた可能性がある。北海道東部沖は津波を伴う「千島海溝巨大地震」が発生する切迫性が高いとされ、気象庁は警戒を怠らないよう呼び掛けている。

 気象庁によると、地震は13日午後7時33分に発生。震源は深さ約155キロで、陸のプレートの下に沈み込む太平洋プレートの内部だった。地震波がプレートに沿って遠くまで伝わったため、横浜市中区や静岡県西伊豆町でも震度1を観測した。

 一般的に、津波は地震で断層がずれ、その際に海底が上下に動いて海水を押し上げることで生じる。そのため震源が浅いほど海底に影響を及ぼしやすく、津波のリスクが高まる。津波が今回観測されなかったのは、震源が深く、断層のずれの影響が海底に及ばなかったためとみられている。

 北海道東部は過去に巨大な津波が繰り返し襲来している。政府の地震調査委員会は道南東沖から北東に延びるプレート境界の千島海溝に沿ってM8・8程度以上の超巨大地震が30年以内に起きる確率を「7〜40%」と推測している。

 気象庁の原田智史地震情報企画官は「(2月13日の地震は)震源が深く、千島海溝沿いから距離があり、超巨大地震との関連があるとは考えにくい」としながらも、「震源が浅い地震で津波が発生する確率が高い地域に当たる」と指摘。用心してもしすぎることはない。

以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200326/dom2003260002-n1.html

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