0001逢いみての… ★
2020/04/29(水) 23:43:35.34ID:CAP_USER厚労省はPCR検査を増やすため、特例的に歯科医師がPCR検査を行うことを認めたが、PCR検査が増えない理由のひとつは、感染リスクがあるだろう。綿棒を使って鼻や喉の粘膜から検体を採取するため、どうしても咳やくしゃみが出やすくなる。この時、感染者の飛沫が医師や看護師に飛んで、新たな感染者を増やしてしまうのだ。だが、現在、医療従事者が介入しなくても検体が採取できる画期的な手法の研究が進んでいる。唾液を使ったPCR検査だ。
研究を進めている北海道大学血液内科の豊嶋崇徳教授がこう言う。
「新型コロナウイルスというのは、ある特定の受容体にくっつき、その発現が口の中で多いことが分かってきました。おそらく症状の出ない人の味覚に異常が出るのも、このためだと思われます。つまり、口の中でウイルスが増えてうつす、こういう流れです。そのため、すでに米国ニュージャージー州ではドライブスルー方式で唾液を採取するPCR検査法が始まっています。
今のPCR検査のやり方(綿棒方式)の問題点は、熟練した採取者の確保が困難なことや、採取者や周囲の感染リスクがあること、隔離された採取場所が必要なこと――が挙げられます、しかし、この唾液を使ったPCR検査だと、容器に唾を吐いてもらうなどして検体を採取して調べることができます。これだと感染のリスクも抑えられるし、隔離された場所も必要ありません。ただでさえ、ひっ迫する防御具を浪費する心配もないのです。今のところ臨床段階ですが、綿棒採取と唾液採取の結果は変わりません」
米ラトガース大の試験によると、60人に対する綿棒方式と唾液採取によるPCR検査の結果は同じ。イェール大の試験では、新型コロナウイルスのPCR検査の検体として、咽頭ぬぐい液よりも唾液の方が、ウイルス量が約5倍多かったという。
「海外のデータを取り入れながら症例を重ね、いずれは(唾液採取に)切り替えた方がいいのではないか」(豊嶋教授)
今後の展開に注目だ。
以下ソース
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/272576
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