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 ナチス総統アドルフ・ヒトラーは、敗戦目前の1945年4月30日に自から命を絶った、ということは定説となっている。しかしヒトラーは自殺せず、実際にはアルゼンチンに逃亡したという説も根強くあるのだ。

 ヒトラーの「アルゼンチン逃亡説」は、2016年、FBIがヒトラーの「目撃情報」ファイルを発表した時、さらに火がついた。

 2018年、ヒトラーの歯を調べた法医学病理学者フィリップ・シャルリエ氏の調査によれば、ヒトラーは1945年にドイツ、べルリンの地下壕で死亡したと結論付けられている。しかし、なぜかその後もヒトラーの目撃情報は、消えることがなかった。

 そこで、米国のテレビ局「ヒストリー・チャンネル」が制作した本格的ドキュメンタリー、『Hunting Hitler(ヒトラーを狩る)』では、専門家チームがCIA、MI6、およびアルゼンチン、ロシア、ドイツの当局から機密解除された文書を基にヒトラーの足取りを追った。

 そしてFBIによって発表されたファイルの1つに、1945年11月に匿名の「情報提供者」によってもたらされた詳細な情報があった。そこには、「ヒトラーはアルゼンチンにいる。彼はブラジルのフロリアノポリスから西へ1000キロメートルの場所にある、広大な屋敷の地下施設に住んでいる」とあった、という。

 その情報に導かれ、私立捜査官スティーブン・ランバン氏は、専門家チームと共にアルゼンチン北部のチャラタにある家屋に赴いた。この家屋はかつて、地元で「著名なナチスの指導者」の本拠地として知られていた、という。

 土地所有者から土地を調査する許可を得たパートナー、米陸軍特殊部隊のティム・ケネディ氏は、地面下の画像専門家であるデビッド・ケリー氏に依頼し、地下イメージング画像を使うことにした。

 ケリー氏は、地面下の音を拾うテクノロジーを備えた重い装置を持って、庭のあちこちを歩き回った。

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 ケリー氏が機械を木の近くにあるレンガの山に近づけると、検出を示す「シグナル」が作動した。ランバン氏は、「物件を調査したところ、入り口のように見える部分が1つ見つかりました」と言う。そして、その近くには5トンものブロックが積まれ、その部分を覆っていた。

 ケリー氏はブロックの下にある地面をスキャンできるように、設定を調整した。すると、そこには間違いなく、何かがあることがわかった。

 その後、チームはデータをロサンゼルスのオフィスに送信し、CIA退役軍人ボブ・ベア氏と戦争犯罪調査官のジョン・センシッチ博士が、画像解析の作業を行った。

 センシッチ博士は地図を検討し、「ここで確認できるのは、何か特定の異常です。ここの深度は、他と異なることがわかります」と述べた。そして、何かが地表から2〜3メートル下に埋まっているらしいこともわかった。彼は、「土壌の乱れ」のパターンから、何らかの施設が地下に配置されていることをほぼ確信した。

 しかしこの興味深い手がかりも、結局、ベルリンの地下壕で見つかった歯が、「ヒトラーの歯のX線写真と一致している」事実を前に、世界中の専門家によって無視されてしまった。結局、このドキュメンタリー『Hunting Hitler(ヒトラーを狩る)』は、最終的な結論を出す前に収録中止となってしまった。

続く

以下ソース
https://tocana.jp/2020/05/post_155857_entry.html

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