0001逢いみての… ★
2020/06/23(火) 23:46:43.20ID:CAP_USER「冗談じゃないですよ…お客さんが不快に思い通報したのか警察から電話まで来る始末。地元ネタを扱うネット掲示板にも、うちの店からコロナが出たと嘘ばっかり書かれて…。常連でしたけど、正直、二度ときて欲しくはないですね」
怒気をはらませつつ筆者の取材に答えたのは、千葉県内で居酒屋を営むMさん。日本全国で「新型コロナウイルスに感染した」と嘘を振りまき、逮捕されるという事例が相次いでいる。実際に感染していた男性が飲食店で「自称」し、その後死亡するという事件も起きただけに、まったく笑えないどころか、風評被害などの実害が出る恐れも高い。
「俺コロナ」で逮捕されたのは、なぜかそのほとんどが中高年男性。緊急事態宣言明けの6月上旬、Mさんの店で「俺コロナ」を炸裂させたのもやはり50代の会社員男性だったという。
「酔っ払って、事あるごとにコロナコロナと言って盛り上がっていました。この人、世間で話題になっている話をするとウケると思っているフシがあり、覚えた流行りのギャグを連呼して周囲を引かせる、みたいなことはよくあったんです。だからコロナもウケると思ったんでしょう…。店はカウンター式で、隣に女性客が来ると、俺がコロナだったらこの店は全滅だ、などと言って咳をしてみせる。最初は笑っていたのですが、あまりにしつこくて、止めるように言っても聞かない。他の客から注意されても、冗談に本気になってと罵詈雑言で返しケンカにもなり、噂が近隣に広まったんです」
単なる目立ちたがりなのか、自己承認欲求が強すぎるのか、ただの大バカか…。取材を続けていくと、Mさんの店で騒いだのとは別の「俺コロナ」男が何人も浮かんできた。そして、会社内で「俺コロナ」を連発し、実質的な謹慎処分を受けることになってしまったという男性にたどり着いた。男性は、埼玉県内の中堅ゼネコン勤務・S氏(40代)。電話で直撃してみると、消え入るような声で反省の弁を語り始めた。
「コロナをネタにすると、周りの反応が良かったんですよね。仕事でもプライベートでもコロナ一色、コロナって言っておけば会話は繋がるし、相手の反応もある。コミュニケーションになると勘違いしてました…」
S氏の部下によると、S氏は普段から「ホラ吹き」癖があり、自分は元暴走族だから上司と喧嘩してもぶちのめす自信がある、だの、親族に裁判所関係者がいて、こんなちっぽけな会社などすぐに潰せる、だの部下に吹聴していたという。事件は4月上旬、S氏が叱責された上司のグチを、部下にクドクドと話している時に起きた。
「俺はコロナだから(自分を叱責した上司にも)移ったに違いない、と話された部下が驚いてその上司に報告。上司は激怒しつつも、本当に移ったら困ると、重要な社内会議を欠席せざるを得なくなったのです。この会議も、コロナ禍に社としてどう対峙していくかというもので、会長から役員にまで話が広まった。普段ならS氏のいうことなど話半分、上司だけでなく部下からも相手にされることが少なかったのですが、コロナと言われれば冗談にはなりにくいですよ」
これらの事実をS氏に直接確認すると、次のような答えが返ってきた。
「言葉のアヤといいますか…。そう言えば相手が怯んだり、尊敬されるかなと思うじゃないですか。コロナの件は、咳をしていた部下にコロナじゃないのか、と言ったらみんなが笑ってくれたんで、俺がコロナだと言えばもっと面白いのかな、と。芸人さんでも不謹慎なネタをやる人は人気があるが、そういうのが皆さんに伝わらなかった。いや、私はコロナじゃないです、本当に! 違うんですよ! 誰も信じてくれないし、オーバーすぎる」
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20200623_1571565.html
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