米オハイオ州にあるクリーブランド・クリニックの内科医アダーシュ・ビムラージ氏は、米国感染症学会の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療ガイドラインを作成する16人の一人だ。

 病院で患者を診察し、自らも新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染しながらも、ビムラージ氏は続々と流れ込むCOVID-19治療法の新たな情報を評価してきた。現在、世界では1000件以上にのぼるCOVID-19治療法の無作為化臨床試験が進められている。ビムラージ氏らガイドライン策定チームの人々は、この大量の情報の中から、最も有望な結果を見極めなければならない。

「ファウチ氏の言葉を借りれば、これらの治療法はどれも状況を一変させる『ゲームチェンジャー』ではありません」。米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ氏の言葉を引用して、ビムラージ氏はそう述べる。「それでも、有望な兆候はたしかにあるのです」

 COVID-19の治療法の有効性を検証する数多くの試みの中でも、早いうちから成果を上げているのが、英オックスフォード大学を拠点に進められている「COVID-19治療無作為化評価(通称RECOVERY)」試験だ。

 現在、試験の対象となっている薬の一つに、ステロイド剤のデキサメタゾンがある。COVID-19は過剰な免疫反応を引き起こすことがあるが、他のステロイド剤同様、デキサメタゾンにはそうした反応を鈍らせたり、緩和したりする効果がある。

続く

以下ソース
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/090200509/

★関連板★
■えっちな話題なら”ピンクニュース”
http://mercury.bbspink.com/hnews/
■新作AV情報なら”AV情報+”
http://mercury.bbspink.com/avplus/