0001逢いみての… ★
2020/09/07(月) 00:19:29.98ID:CAP_USER生涯の伴侶と結ばれる人生の大切なイベント・結婚。今の時代、多くの男女は自分にとって一番愛する相手と結婚するものだが、かつて日本のとある地域では、あえてそうした行為を避けていた人々がいたようだ。
「一昔前に“二番じゃダメですか？”だなんて言ってたのがいたけども、ここいらじゃ“一番はダメ”なのよ」
かつて北関東のとある地域で行われてきたという、一風変わった男女の関係についてそう語るのは、当地で生まれ育ち、現在も静かな余生を送る井深三郎さん（仮名・83）。井深さんの話によると、かつて当地においては、結婚に際して、「一番好きな人とは結婚しない」という不思議な価値観と習慣が定着していたのだという。
「誰しも好きな者同士で結ばれたいもんだけど、それじゃそっから先が、案外上手くいかないという考え方でね。だからどんなに好き合ったもの同士でも一緒にはなれないし、ならないんだよ」
たしかに熱愛中の男女というものは、たとえ夫婦になったとしても、ある意味そこが「最高潮」であるため、情が生まれこそすれ、色恋という意味ではそれ以上の盛り上がりを見せることは少ないだろう。しかし、仮にそうだとしても、あえてほかの異性と結ばれるというのはなんとも奇妙な話だ。
「まぁ、たとえ一番ではなく、二番や三番だったとしても、上手く行くとは限らんのだけどね（苦笑）。でもここいらじゃそうする決まりになっていたから、みんな従ってたよ」
なお、こうした不文律が存在するせいで、結婚に際してはそれまで交際していた恋人との「決別」という意味で、新しい相手とのセックスを、恋人に対して見せつけるという、これまた珍妙な「儀式」も行うけとになっていたという当地の男女。やはりいつの時代も、狭い地域で行われている習慣やそれを支える価値観というものは、往々にして多くの人にとって、なんとも特異なものに感じられるのかもしれない。
文・取材＝戸叶和男
以下ソース
https://tocana.jp/2020/09/post_168647_entry.html
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