0001逢いみての… ★
2020/09/09(水) 00:32:43.28ID:CAP_USER記事によれば、ポリオ感染が確認されたのはアフリカ北東部のスーダンの子供二人で、一人は南ダルフール州の4歳児、もう一人はガダーレフ州の3歳児だという。両州ともに隣国との国境に接しており、二人から分離されたウイルスの分析結果は、スーダンの隣国であるチャドと中部アフリカに位置するカメルーンで昨年から広まっている株との関連を示していた。
アフリカのポリオは根絶されたのではなかったのか? と困惑する向きもあるだろう。実はポリオの原因となるポリオウイルスのうち、アフリカで根絶されたと宣言されたのは野生株で、今回新たに発見されたスーダンのは、生ワクチン由来のポリオウイルスの感染者なのだ。
ポリオワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの二種類が存在する。ポリオワクチンというと口の中に垂らすタイプを思い浮かべる方が多いだろうが、こちらは生ワクチンである。生ワクチンは弱毒化したウイルスを含んでおり、安価で製造が容易、注射器が不必要で扱いも簡単とあって、全世界でポリオ患者を激減させる高い効果を発揮してきた。
しかし、上下水道が整備されていない国などでは、便として排出された生ワクチン由来のウイルスが環境の中で変異し、再び病原性を獲得してその土地の人々に感染してしまうことがある。現在スーダンやチャド、カメルーンなどで広まっているのはこのような生ワクチンのウイルスが変異したタイプの株で、過去にもアフリカ各地やパキスタン、フィリピンなどで断続的な流行を起こしているという。
生ワクチン由来のウイルス株によるポリオの発生は以前より問題視されており、日本や欧米など野生株が根絶したとされる地域では、ウイルスの断片しか含まない不活化ワクチンが使われている。不活化ワクチンは口に垂らすのではなく注射で接種され、日本でも2012年からこちらのタイプが使われるようになった。
今回のワクチン由来株の広まりの原因について、WHOは新型コロナウイルス発生によるワクチン接種キャンペーンの一時中止が影響しているとみている。感染拡大を防ぐためにも、ワクチン接種の再開が急がれている。
現在、ポリオウイルスの野生株による感染が続いている地域はアフガニスタンとパキスタンだけだ。だが、ワクチン由来株の感染はアフリカなど各国で続いており、世界中で今もワクチン接種が続けられている。いつの日か、天然痘のようにポリオワクチンが必要なくなる日が来ることを祈りたい。
以下ソース
https://tocana.jp/2020/09/post_169856_entry.html
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