「事件」は、安倍晋三総理(65)の辞任表明会見が行われた8月28日に起きた。

 この日、9時41分に東京・富ヶ谷の私邸を出た安倍総理は10時5分から総理官邸での閣議に出席。閣議終了後の10時22分、麻生副総理兼財務相が総理執務室に入り、30分以上にわたって余人を交えない会談を行っている。

 のちに一部メディアは「この時、安倍総理から麻生副総理兼財務相に辞意が伝えられたようだ」と報じているが、安倍総理に近い官邸関係者は、

「私が知るかぎり、事実とは大きく異なる報道です」

 と真っ向から否定。さらに、次のように証言するのである。

「この時、安倍総理が伝えたのは『今後、入院などで総理の執務が続けられないような状況になった場合、総理の臨時代理として政権運営の指揮を執ってもらいたい』旨の要請でした。実際、この会談で『辞任』という2文字はまったく出ていませんし、安倍総理自身、この時点ではまだ『続投』を考えていたのです」

 とすれば、いったい何が安倍総理に急転直下の辞任を決断させたのか。この官邸関係者の重大証言部分はここからだ。

「麻生氏との会談終了後、午後に入って(潰瘍性大腸炎の治療にあたる主治医がいる)慶応病院から安倍総理のもとへ連絡が入りました。連絡の内容は『大腸を全摘するため、開腹手術の必要がある』という実に厳しいものでした。事実上のドクターストップです。この最終宣告を受けて安倍総理は続投を断念し、急転直下、辞任を決断したのです」

 果たせるかな、その後、午後2時過ぎになって国内外のメディアが一斉に「安倍総理辞任」の速報を打つと、夕方5時からの会見で、公式に辞任の意向が表明されることに。

 そこで次なる大問題として浮上してくるのが、安倍総理に辞任を決断させたドクターストップ宣告から浮かび上がる、本当の病状である。というのも、大腸全摘開腹手術の必要性まで指摘されるその病状こそが、安倍総理の「院政計画」を破綻させかねない壁の正体でもあるからだ。

 安倍総理は今年6月13日に慶応病院で人間ドック検診を受け、8月17日にも再度、同病院で7時間半にもわたる検診を受けている。この時に実施された可能性のある検査や治療については、「週刊アサヒ芸能」9月3日号で詳報しているが、その後、安倍総理は辞任会見の4日前にあたる24日にも、同病院で4時間近い検診を受けているのだ。

 これらの経緯を踏まえたうえで、潰瘍性大腸炎と大腸ガンに詳しい消化器内科の専門医は、「安倍総理の本当の病状を読み解くキーポイントは2つある」として、次のように指摘する。

「第1のポイントは、8月28日の午後、慶応病院から連絡が入ったとされる一件です。安倍総理がその日の辞任会見で説明したように、潰瘍性大腸炎の再発が辞任の理由だったとすれば、それ以前に実施された大腸内視鏡検査の際の目視で病状は判明していたはずです。一歩譲って、大腸内視鏡検査で撮影された画像をチェックしていたとしても、慶応病院での各滞在時間から考えれば、大腸内視鏡検査は8月17日に実施された可能性が高く、遅くとも24日には結果が判明していたはずなのです」

 にもかかわらず、なぜ28日の午後に連絡が入ったのか。この専門医が続ける。

「潰瘍性大腸炎のガン化のリスクは年月とともに高まります。つまり、医学的かつ合理的に見れば、17日の大腸内視鏡検査の際に怪しい大腸組織が採取され、24日に病理検査の結果として大腸の前ガン状態ないしはガン化の告知がなされたうえで、28日にドクターストップという最終判断が伝えられた、と考えるのが最も妥当です。コトは一国の総理の進退に関わる問題ですから、これくらい慎重なプロセスを経て結論が出されるのも当然でしょう」

続く

以下ソース
https://asagei.biz/excerpt/20262

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