0001逢いみての… ★
2021/01/24(日) 00:05:56.79ID:CAP_USER玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝
緊急事態宣言が出ているので不要不急の外出は控えています。相当なストレスがたまるのですが、大好きな大相撲初場所があるので、テレビの前の桟敷席に１３時から１８時まで陣取り観戦して過ごしています。
しかし今年の初場所はコロナに見事やられ、４部屋の力士１７人が休場という歯抜け状態で開催が危ぶまれました。どうにか開催されていますが横綱白鵬がコロナ感染で、鶴竜もケガから復調できないでいるので両横綱は休場。綱取りを目指していた大関貴景勝は負け続きで途中休場となり場所前の綱取り気分から一気にカド番大関という転落ぶりにガックシです。
その歯抜け初場所の中で大栄翔が頑張って序盤を引っ張りましたが、こんな状況の中でも開催できているのが不思議な初場所なのです。
土俵の上の相撲に注目するのは当然ですが、相撲中継を見ていてどうしても目が行ってしまう存在があります。
現在は両国国技館は観客を半分以下に制限して開催しているので、お客さまがよく見えます。これまでの開催中に客席に現れる有名人を探すと、林家ペーさん＆パー子さん夫妻、大村崑さん、神田川俊郎さん、ペギー葉山さんらがレギュラー的にお相撲を観戦していました。有名人ですから観客席にいてもオーラを発しているので、ついつい目が行ってしまいます。
しかし、名のある有名人ではなく、毎日、客席にいる気になる存在の人物がいるのです。向こう正面、東の通路脇の砂かぶりに現れる女性です。砂かぶりには各場所、地方などは毎日、存在する女性がいます。これまでは着物姿の女性が多かったのですが、彼女は違います。１４時半頃に現れて、毎日違うきれいなワンピース姿と高級バッグ、背筋をピンと伸ばして正座して目線は土俵を注視しています。連日の彼女のコーディネートを見るのも楽しみになっています。
彼女はチャラい相撲ファンにありがちな、取り組みを終え通路を去っていくお相撲さんを目で追うことなく、常に姿勢を崩さず、りんとして土俵を見つめています。敢闘した力士への拍手の仕方もすてきで右手を下にして左手でたたく姿に、やんごとなき品を感じてしまうのです。
私のまわりの相撲ファンも彼女に注目しており、「彼女は何者なんだろう」と妄想を働かせています。相撲用語で美人のことを「金星」と呼びます。その金星は「深窓の令嬢」然としてますから名作ボクシング漫画「あしたのジョー」に登場したお嬢様をもじって「角界の白木葉子」やら、結びの一番まで必ずいるので「午後６時までのシンデレラ」やら好き勝手に妄想してキャッチフレーズで呼んでいるのです。
ちなみに私は「妖精」と勝手に呼んでいます。先場所も先々場所も１５日間休まず国技館にやって来た妖精。休場している力士たちは皆勤の彼女を見習って爪のあかでも煎じて飲んでほしい。向こうさまには迷惑でしょうが、相撲以上に相撲ファンをとりこにしている存在の妖精なのです。
以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/210123/enn2101230004-n1.html
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