【ナイト】20時以降の客同士に妙な連帯感 時短要請下の飲食店で起きた“客の変化” 「久々に外で飲んだ」客がトラブルを招くことも…
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0001逢いみての… ★2021/02/03(水) 23:17:21.48ID:CAP_USER
 コロナ禍以降、「飲み歩く」だけで家族や同僚から白い目で見られてしまうようになった。緊急事態宣言の期間中は、居酒屋はおろか牛丼屋やラーメン屋まで時短営業とくれば、仕事終わりにちょいと一杯……とはいかない。しかし「辛抱たまらん」と、夜8時で追い出される覚悟で居酒屋に赴く客も少なくない。そこで何が起きているのか。

「最近増えたのが『久々に外で飲んだ』とおっしゃるお客さんです」

 東京都千代田区の居酒屋店主・野島幸助さん(仮名)の店は、東京都の時短営業要請に則り、緊急事態宣言期間中は夕方4時から夜8時まで、たった4時間しか営業を行えていない。

 年始こそガラガラ、閑古鳥が鳴く日々が続いたが、ここにきて客側も痺れを切らしたのか、客足が戻りつつあるという。そうした「最近の客」のほとんどが「久々に外で飲んだ」と口にするのだが、「久々に外で飲んだ」からこそのトラブルも発生していると漏らす。

「夜7時頃に来店して飲み始め、1時間しかないからということで、とにかくアルコールのペースが早い。その結果、何が起こるのかといえば、客同士の喧嘩、トイレが汚物まみれ、泥酔客が店で寝てしまい警察を呼んだこともあります。コロナ禍以前に比べて、こうしたトラブルが格段に増えました」(野島さん)

 久々に居酒屋で酒を飲み、ワイワイ騒げば気はおおらかに、そして大きくなるのはわかる。だが、そんな客たちが悩みのタネにもなっているというのである。売り上げなどはどうなのか。

「飲みすぎて倒れ、救急車を呼んだことも。救急隊の方からも『店の人がしっかりしてくれないと』と呆れられましたが、こちらとしては商売ですから……。ただ、お酒は出ますが、料理は思ったほど出ず、客単価も以前に比べたら少し下がっているくらいです」(同)

 神奈川・横浜の居酒屋店長・富永悟さん(仮名・40代)も、やはり「最近の客」の動向に頭を悩ませている。

「私がいうのもなんですが、こういう時期に来られるお客さんだから、感染対策などに少し疎い方が多いです。酔って大声で喋り、周囲の客と言い合い、掴み合いになることもあります。店を夜8時で閉めようとしても、なかなか出て行ってくれない。7時半にラストオーダーを聞きに行ったところ、泥酔したお客さんからキレられたこともあります。貴重なお客さんではありますが、従業員のストレスは半端じゃありませんよ」(富永さん)

 では、緊急事態宣言による自治体の「要請」に従わず、8時以降も営業を続けているような居酒屋には、さぞスジの悪い客が押し寄せているのではないか……。

 時短要請に従えば一日6万円の協力金が支払われるが、店舗の家賃や人件費などの固定費には及ばないという飲食店も多い。そこで、夜8時以降も営業を続けている店も少なくない。

 東京都港区で、現在も深夜まで店を開けている居酒屋オーナー・神田史さん(仮名・30代)は、以前より「治安が良くなった」と話す。

「闇営業……そうですね、そうかもしれないですね。ただ、そのおかげか、お客さんはとにかくおとなしい。揉め事を起こして会社や家族にバレたり、万一ニュースになるようなことがあれば大変じゃないですか。以前はなんでもアリのダメ客ばかりでしたけど、そういうお客さんが今はしっぽり、楽しく飲んでくれています。これならば、お店を開け続けたほうがいいな、と思う理由でもあります」(神田さん、以下同)

 神田さんの店は、緊急事態宣言以前とは変わらぬ客入りで、かつては考えられなかった「予約」まで入るようになったというのだから、何がどう転ぶかわからないもの。

続く

以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1732332

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0002逢いみての… ★2021/02/03(水) 23:17:29.91ID:CAP_USER
 千葉県内にあるバーのオーナーも、最近はポジティブな「客の変化」を感じているという。

「単価が安いバーですから、以前はイケイケの若い客、酒をがぶ飲みして他の客に絡むようなおっさんばかりの店でした。緊急事態宣言の期間中も、やはりイケイケドンドンな客しか来ないんですが『やっぱ飲みたいよねえ』とか『この店はオアシスだ』なんて言って、客同士で盛り上がっている。リアルな人付き合いも減ったじゃないですか、だから人恋しい客がうちの店にきて、仲良くなってるみたいな」(神田さん)

 若い客が店内で写真を撮り、飲んでいる様子をインスタグラムにあげようとしていたところを、隣にいた中年客が「注意」した。

 以前なら「なんだジジイ」と喧嘩がおっぱじまるようなシーンだが、中年客は「この店がバレちゃうだろ」。若い客は「あ、そうか! スンマセン」と事態が丸く収まる様子を見て、神田さんは感激したともいう。

「結局、後ろめたい気持ちを共有しているせいか、通っている客同士に妙な連帯感ができているというか。正直、コロナ前より営業しやすいですよ」(同)

 時短営業店もそうでない店も、今改めて「客」と対峙し「客」に思いを馳せているなかで垣間見られた意外な光景。人間関係のあり方や価値観が大きく変化していく様を、我々は目撃しているのかもしれない。

<取材・文/山口準>
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