0001逢いみての… ★
2021/04/24(土) 23:21:53.81ID:CAP_USER南モンゴル議連の代表は高市早苗前総務相が務める。「議連」というと、親睦や利権つながりを趣旨としたものが多いなかで、中国という大国に物申す、まさに「闘う」議連のトップを、女性が単独で務めることは例がない。その高市代表は、冒頭のあいさつでこう言い切った。
「南モンゴルの問題に対して、日本国政府や日本の国会が行動を起こそうとすると、中国共産党政府は『内政干渉だ』と言ってくるであろうと思いますが、私は、既にこれは内政干渉ではなく、国際問題だと考えております」
私も長く、チベット、ウイグルといった中国の民族問題に関わってきたが、日本の政治家が、かくも堂々と、そしてよどみなく、民族問題に関する「正論」を公言するのを見たのは初めてだ。日本国民として、また同性としても心強い限りである。
ところで、読者の皆さまの中にも「はて、南モンゴルとはどこ?」と思う方もおられるかもしれない。南モンゴルとは、多数の力士の出身地であるモンゴル国とは別で、その南にあるこの地域を現在は、中国共産党政府が「内モンゴル自治区」と呼んで支配している。
しかし、新疆ウイグル自治区やチベット自治区と同様、「中国政府が『自治区』と名付けたところに自治はなし」の定石どおり、今やモンゴル人には自らの母語を学校で教える自由すらない。
南モンゴル問題のポイントは大きく3つある。
第1は、本コラムでもお伝えした、南モンゴルの学校でモンゴル語での使用が事実上禁じられた件だ。
第2は、フランス・ナントの歴史博物館での一件に象徴される「歴史簒奪」の問題。同博物館でのモンゴルの歴史展示について、中国政府が「チンギス・ハーン」や「モンゴル帝国」という用語を使うなという噴飯ものの要求をしたため、企画展そのものが中止されたのだ。
第3は、在日モンゴル人への中国当局の脅迫である。これはウイグル人にとっても切実な問題だ。
高市氏は言う。
「多くの南モンゴルの研究者、留学生が日本国内で安心して生活ができるように。また、モンゴル人にとっても日本人にとっても大切な文化や歴史、倫理的価値を守るために。そして、国内外の多くの方々が安心して南モンゴルを訪問できる環境をつくるために、闘って参りましょう。主権国家として当然の責務です」
議連設立には、高市氏のほか、事務局長を務める上野宏史衆院議員や、山田宏参院議員が尽力した。さらに、永田町の外から、心ある議員たちを動かしたのが、南モンゴル・オルドス出身の文化人類学者、楊海英氏(静岡大学教授)だ。
楊氏は昨年来、永田町に足を運び、議員勉強会の講師となって議員への啓発、陳情に努めてきた。政界以上に「親中派」の多い学術界に生きる人としては、どれほど勇気の要る行動であったことか。
楊氏はこの議連設立を「世界史的意義のある出来事だ」と評価する。「戦後は中国に対する贖罪(しょくざい)意識一色で、『満蒙(満州と蒙古)』を忘れたかに見えた日本人が、実は忘れていなかった。これはモンゴル人にとっての希望であると同時に、日本にとっての覚醒ともなる出来事です」と楊氏。
21世紀のアジアにおける「自由」と「民主」「人権」をリードする大国として、日本が立ち上がる、そのきっかけとなった日−。令和3(2021)年4月21日が、後世の歴史教科書にそう記されることを祈る。
その一歩として、現在、複数の議連で文案が検討されている「対中非難決議」の国会提出が待たれる。くれぐれも、「骨抜き非難決議」とならないよう、それも合わせて祈っている。
以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210423/pol2104230005-n1.html
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