「夜の街」の関係者を対象に、新型コロナウイルスのワクチン集団接種を行う案が政府内に浮上しているという。5月31日、FNNプライムオンラインが報じた。どうやら、東京・新宿や渋谷などの歓楽街で働く人が感染拡大の一因になっているとして、“集団接種”に踏み切るつもりらしい。

 これに対し、ネットの投稿欄が荒れている。

<でた! 本末転倒。政府関係者はそこまでして飲みに行きたいのか! その前に保育士や教師、鉄道・バス運転手らを集団接種させる必要があるだろう><夜の街関係者を優先させても、未接種の客同士で感染したり蔓延はする恐れもあるのでは?>といった疑問の声や、<菅政権の閣僚や国会議員はよっぽど「夜の街」に行きたいのね><国会議員のセンセーたちが我慢できなくなったんでしょう><こういう時のために毎晩、大臣は「夜の街」で飲み歩いて陳情を受けていたわけだな>といった、皮肉たっぷりのコメントも。

「1日100万件のワクチン接種」を掲げる菅政権は、医療従事者や高齢者に続いて職場や職種ごとの集団接種を検討している。「夜の街の歓楽街関係者」もその流れなのだろうが、「夜の街」よりも、まずは日常生活に必要不可欠な仕事を担うエッセンシャルワーカーや早期接種を求めている難病患者などを優先するべきではないのか。

 政府に対してこうした批判が出たり、疑惑の目が向けられるのも無理はない。松本純元国家公安委員長ら自民党の衆院議員が緊急事態宣言下に銀座のクラブに飲みに行っていたことは記憶に新しい。同じように銀座に行った公明党の遠山清彦前衆院議員は辞職した。

 また、厚労省老健局の職員計23人が3月24日に東京・銀座の居酒屋で深夜まで送別会を開き、その後、同じ部署の複数の職員が新型コロナに感染していたことも判明している。

 そもそも「夜の街」は、新型コロナの感染が広がり始めた昨年、「クラスター発生源」として「パチンコ店」とともに悪者扱いされたものの、直接的な因果関係は明らかになっていないのが現状だ。にもかかわらず、政府が新型コロナ対策として「夜の街」対策を考えるのであれば、同様に「昼の街」も考えるのが筋だろう。長期間にわたる緊急事態宣言の間、政府や自治体の休業要請に応じたものの、スズメの涙ほどの補償しか支払われないために閉店を余儀なくされた飲食店は少なくないのだ。

 やることなすことチグハグでピント外れ……菅政権の迷走はまだまだ続きそうだ。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/289898

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