いよいよ「国政復帰」か――。自民惨敗に終わった都議選から一夜明けた5日、さっそく小池都知事は自民党本部で二階幹事長と面会。政界では「やっぱり国政に戻るのか」と、小池都知事の身の振り方に揣摩臆測が飛び交っている。小池周辺では女性初の総理就任へと一気に駆け上がる仰天シナリオがささやかれている。

「私はそういう意思を一度も言ったことがない。なぜ皆さんがそのように書くのかよく理解できない」

 約40分に及んだ二階氏との面会後、記者団に“国政復帰”について問われた小池都知事は、イラつきを隠さなかった。ムキになったのは図星だった可能性が高い。実際、小池都知事にとって、今が国政復帰にまたとない絶好のチャンスだ。

 都議選直前に体調不良を理由に公務から離れ入院。選挙期間中はほぼ沈黙したにもかかわらず、選挙最終日に都ファ候補者の事務所を巡っただけで、1ケタ台とも予想された劣勢を挽回し、都ファの議席を31まで伸ばした。「旋風」を巻き起こすには程遠かったものの、病身を押しての選挙応援は「同情票」を集め、根強い「小池人気」を世間に見せつけた格好だ。

 永田町では小池都知事の“カムバック”に、こんなスケジュールが囁かれている。

「オリンピック・パラリンピック後に『私の責任は果たした』と知事を辞職、そのまま秋の衆院選に打って出るというものです。選挙区は東京9区(練馬区)。地元有権者への金品配布で有罪が確定した菅原一秀前経産相の選挙区です。無所属での出馬が有力視されています。自民党は、この選挙区には誰も擁立しない方針だから、自民党と対立することもない。小池知事の自宅は練馬区内、その隣の豊島区はかつての地盤です。出馬すれば圧勝は間違いないでしょう。当選後はかつての古巣である自民に戻るのではないか」(自民党関係者)

 二階氏は小池都知事の国政復帰に「そう簡単じゃない」と周囲にボヤいているというが、幹事長ポストを追われるようなことになった場合に備え「小池さんを総理候補として“切り札”に持っておきたい」(政界関係者)と、考えているという。

 68歳の小池都知事本人にとっても、総理を狙うなら、秋の衆院選が国政に戻るラストチャンスになるとみられている。

「小池さんが自民党に戻って総理総裁になるとしたら、チャンスは来年夏の参院選前しかないのではないか。選挙が目前に迫った自民党の参院議員から“小池待望論”が出てくる可能性がある。不人気の菅首相はもちろん、“ポスト菅”に名前が挙がっている連中を見ても、誰も小池人気に及ばない。来年夏の参院選前に総理総裁になるためにも、秋の衆院選で衆院バッジをつける必要がある。このワンチャンスを逃すと、小池さんが総理に上り詰めることはないでしょう」(前出の自民党関係者)

 “女帝”は知事を放り出して、ラストチャンスに飛びつくか。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/291531

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