日本の大手広告企業「電通」が行った調査によると、日本では新型コロナウイルスワクチンの効果や安全性について「信用する」と考えている割合が約70%になったことが分かった。NHKが報じている。

同社は、コロナ禍の生活意識を問う調査を2020年春から随時行っており、7月中旬から下旬にかけて行われた調査では、ワクチンの効果や安全性について「完全に信用する」、「ある程度信用する」と回答した人の割合が68%になったという。これは前回の6月の調査より6ポイント上昇し、過去最高となった。

また、コロナ禍の状況認識については、日本では「感染は悪化していて、手に負えない状況だと思う」と答えた割合47%となり、前回から22ポイント増加。日本では現在、1日の新たな感染者数が急増しており、27日の全国の新規感染者数は2万4200人。日本経済新聞によると、27日時点の重症者数は2060人で過去最多を更新した。

同社で調査を担当した緒方玲子さんは、ワクチン接種が身近になったことが、信用する人の割合の増加につながっているのではないかと指摘した。一方で、感染状況については悲観的な意識が依然として根強いと語っている。

以下ソース
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202108288656658/

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