成功とは手放しに言い難い東京でのオリンピックが終わった。

 コロナ禍の影響によって忘れかけていたが、元はと言えばロゴ盗作に始まり、賄賂疑惑、パワハラ、セクハラと招致当初からトラブルだらけだったことを、覚えているだろうか。失敗五輪の“戦犯”の中で「ロゴ盗作」の佐野研二郎、「セクハラ開会式」の佐々木宏……。広告関係者である彼らは今、なにをしているか?

 まずは「ロゴ盗作」のデザイナー、佐野研二郎から。

 博報堂にて佐藤可士和の薫陶を受け、auや資生堂など大手企業の広告を担当した佐野。2015年4月に五輪のロゴに選出されたが、発表当初からベルギーの劇場のロゴに酷似していると現地のデザイナーから指摘され、国際的な訴訟問題に発展することとなり、わずか半年で取り下げとなったのは既知の通りである。

 ロゴの審査会には佐野の出身である博報堂のメンバーが審査に加わっていて、当初から出来レースが疑われていたが、五輪ロゴだけでなく、サントリー「オールフリー」のトートバッグや、おおたBITO太田市美術館など、過去の仕事からも次々と盗作疑惑が持ち上がり、一躍「時の人」となってしまった。

 さて当時、連日のようにワイドショーを賑わせていた佐野の失態から6年の月日が経ち今、彼はなにをやってるのか。驚くことに、サントリーの広告制作には前述のトートバッグ問題があったにも関わらず今も名を連ねている。

 また、LINEやメルカリなど、今をときめくIT大企業のCMも手掛け、今日でもなお視聴者は佐野の仕事を目にし続けているのだ。

 また、衝撃的なことに今年7月には東京・銀座にてひっそりと開催された「スポーツグラフィック展」で、自身が作成したオリンピックのポスターを展示。19年に制作されたものだというが、佐野のオリンピックへの執着心が相当なものであったことに戦慄する。

 続いて、まだ読者の記憶に新しいであろう「セクハラ開会式」の佐々木宏はどうだろうか。

 オリンピックの開会式で、タレントの渡辺直美を「オリンピッグ」として豚の格好をさせようとしたり、閉会式では天皇陛下に○×クイズをさせようと試みたりと、お粗末な企画の数々が内部告発され、解任においこまれた。

 佐々木宏といえば広告業界で知らない人はいない電通の超大物。誰も指摘するスタッフがいないまま、裸の王様になっていたことは想像に難くない。

 そんな佐々木の仕事ぶりは、これまたオリンピックを経て、加速しているようだ。

 10年以上に渡り担当しているソフトバンクの最新CMでは、広瀬すずにドラえもんのキャラクター・ドラミちゃんの格好をさせて商品の紹介をさせている。これまた前述の「オリンピッグ」を彷彿とさせはしないだろうか?

 また、こちらも世界を代表する大企業であるユニクロも手掛けている様子。

 今年から綾瀬はるかが新たにCMキャラクターをつとめることになったが、こちらも佐々木がスタッフの一番上に名前を連ねている。電通と大企業の関係性の中では、今なお佐々木ブランドが幅を利かせていることがわかる。

 佐野のオリンピックへの執着、佐々木の大企業との癒着には驚かされるばかりである。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2021/09/post_291814_entry.html

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