>>12
2020/07/20
プレ西日本大震災 南海トラフ巨大地震で“打ち止め”/12 
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200728/se1/00m/020/054000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/07/16/20200716se100m020030000q/8.jpg
 これまで日本で発生した最大震度6弱以上の内陸地震を調べてみると、44年の昭和東南海地震以後に起きた地震の約8割が95年の阪神・淡路大震災以後に起きている。
近年では2005年の福岡県西方沖地震、13年の淡路島地震、16年の熊本地震、18年の大阪北部地震など、西日本の内陸で直下型地震が次々に起きた。
そしてこれらが増えてピークに達したとき、最後の打ち止めとして2030年代に南海トラフ巨大地震が起きる予測だ。
 ちなみに、過去に起きた内陸地震の統計モデルから、次の南海地震が起こる時期を予測すると、「2038年」という数字が得られる。
前回の南海地震は 1946年に発生し、前々回の1854年から92年後に起きた。1946年にこの92年を加えると2038年となる。
 南海地震が繰り返されてきた間隔の単純平均が約110年なので、92年はやや短い。
一方、地下のゆがみが回復するモデルからは、次の南海地震の発生時期の予測として「2035年±5年」が得られており、2038年はこの範囲に入るので、防災準備のターゲットとして不都合はない。...

 南海トラフ巨大地震は約100年に1回の頻度で発生し、東日本大震災は約1000年に1回の頻度で起き、いずれも内陸地震の頻発と関連する。...