―[激変するパパ活]―

「パパ活」。当初は若い女子と富裕層が互いの隙間を埋めるべくマッチングしていたが、コロナ禍で金銭ゲームの様相が激化。富める者と富まざる者の格差が急速に広がり、生業としたい者も流入した。今や荒廃した市場でパパ活女子やパパはどう活動しているのか、徹底調査した!

「パパ活」という言葉が世に溢れるようになって久しいが、かつて社会問題化した「援助交際」とは何が違うのか。多くのパパ活女子(通称PJ)を取材してきたノンフィクションライターの中村淳彦氏は、パパ活を次のように定義する。

「援助交際という言葉は、18歳未満の児童売買春を含む売春行為全般を指すもの。一方でパパ活とは、高校生ではない18歳以上の男女が、第三者に管理されることなく、個人間の自己決定によって行っているものです」

 建前としては、「自由な疑似恋愛」に金銭が伴う形だ。

「若い頃に援助交際を知っている中高年世代は、援助交際とパパ活を同一視して、『違法行為』『搾取される女性』という負のイメージを抱きがちです。しかし、ミレニアル世代やZ世代の女子にとっては、効率的なアルバイトとして認知され、もはや当たり前の稼ぎ方と言っていい。貧困層女子の場合は手っ取り早く風俗に従事するコもいますが、パパ活女子は生活のためというより、余暇をユルくお小遣いに換えている感覚です」

 最近の傾向としては、肉体関係を最終ゴールに見据えるのではなく、精神的・情緒的な繋がりを求めるパパも増えているという。

「日本の封建的社会を生きる最後の世代と言われている50代後半のパパは特にその傾向が強い。社内の一般職OLと結婚したものの、社会人経験の少ない専業主婦の妻を軽く見がち。その上マジメな仕事人間であるがゆえに家庭を顧みず、夫婦の関係は冷えきり破綻の一途をたどっている。そこにコロナの鬱積も合わさり、家庭の外に癒やしを求めるようになったのではないでしょうか」

 かつて男の心の行き着く先と性的冒険の受け皿は別個に存在していた。

「それが社内不倫です。しかし昨今は不貞行為が発覚したら左遷やクビは当たり前。企業のコンプライアンスの厳格化も、巡り巡って会社員たちをパパ活に走らせた一因と言えるかもしれません」

 こうした歴史的潮流のなか、コロナ禍によって新たに流入してきた年収400万〜700万円のミドル年収の男性と、小遣いを稼ぎたい女子によって、マーケットは変化している。従来のパパ活は、富裕層男性が高いお金を払って洗練された女性と遊ぶものだったが、今回SPA!がまとめた『パパ活市場での手当の変化』を見れば、コロナの前後で下落傾向は一目瞭然だ。

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 同年代や夜職女性のパパ活事情に詳しい女子大生ライターの佐々木チワワ氏が話す。

「大人の関係を避け、お茶や食事だけのお付き合いに徹する『茶飯女子』の存在が、パパ界隈で問題になっています。ある種のプロ彼女であれば、接客で相手の男性を満足させようと努めますが、若い自分と同じ時間を過ごすことに価値があると思い込んでいる女性は、ロクに会話を盛り上げようともしません。そんなパパ活女子と、コスパ良く素人女子とイチャイチャしたいおじさんの値切り合戦になっているのが今の実情です」

 実際、SPA!がパパ活女子100人に聞いたアンケートによると、パパ活一回あたりの手当は3万円未満が51%(Q1)、これを支出するパパ側の59%が年収1000万円未満という結果になっている(Q2)。

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 男はなるべく安くサービスを受けたいと願い、女はなるべく何もしたくない。不幸なマッチングの結果が相場を下落させているようだが、そんな中でもヤリ手の女子は大金を稼いでいるという。

「’20年の後半、『頂き女子』というワードが流行りました。食事デートや大人の関係への対価とはまた別に、『ケガをしてしまって働けない』『家賃が払えない』などの理由をつけてパパから多額のお手当を引っ張る行為を指します」

続く

以下ソース
https://nikkan-spa.jp/1828956

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