岸田首相は9月前半にも内閣改造を行うそうだが、最大の火種は旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との接点だ。安倍元首相の銃撃事件以降、選挙手伝い、パーティー券購入など教団とのズブズブ関係が次々と露呈し、自民党内は“総汚染状態”。判明しているだけで100人近くの自民党議員が関係を持ち、「入閣待機組」も例外ではない。岸田首相が彼らを抜擢すれば“大炎上”は免れない。

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 岸田政権の現職閣僚にも汚染は及ぶ。安倍の実弟の岸防衛相は29日の会見でも、旧統一教会が霊感商法で社会問題化したことを認識した上で、選挙ボランティアの申し出を受け入れていたと居直り。二之湯国家公安委員長は、教団の関連団体のイベントで実行委員長を務め、末松文科相は宗教法人を所轄する官庁のトップでありながら、教団関係者にパーティー券を購入してもらっていた。先の参院選で引退した二之湯氏の交代は既定路線だったが、岸氏も末松氏も当然、閣内を去るべきだ。

 しかし、総汚染状態で代わりになる議員はいるのか。衆院は当選5回以上、参院は当選3回以上で閣僚経験のない議員が「入閣待機組」と呼ばれる。日刊ゲンダイは旧統一教会の取材を続けるジャーナリスト・鈴木エイト氏作成のリストを参考に、教団と接点のある待機組をピックアップした(別表)。

 計78人(衆院51人、参院27人)の待機組のうち、衆院は3分の1にあたる17人、参院は5人と計22人が旧統一教会と関係を持っていた。数の上では参院側の方が少ないが、関係性は「特濃」である。

 江島潔議員は2019年10月、旧統一教会の関連団体が名古屋市で開いたイベントに、基調講演を行った細田衆院議長らと参加。壇上で教団の韓鶴子総裁に花束を贈呈したほか、同月に教団関連団体が都内で開いた「平和大使と地方議員の集い」にも出席した。

 19年の名古屋のイベントでは北村経夫議員も「日頃よりみなさまには大変お世話になっております」と参加者に頭を下げた。13年に全国比例で初当選した際、旧統一教会の選挙支援を受け、教団の内部文書には、北村氏の当選の可否が「組織の『死活問題』」と記されていた。19年参院選でも教団内部で北村氏を応援するビラが出回っており、そのお礼に頭を下げたのか。

 衆院側にも17年5月14日の「母の日」に旧統一教会が都内で開いた「1万人集会」で来賓挨拶を行い、韓総裁を「マザームーン」と称え、カーネーションの花束を贈呈した山本朋広議員など“濃厚接触議員”がゴロゴロいる。

「内閣改造後は安倍元首相の国葬を挟み、すぐ秋の臨時国会が召集されます。野党の追及を避けるため、岸田首相も教団側とつながりの深い議員の初入閣は避けると思いますが……」(自民党関係者)

 内閣改造の焦点は、自民党と旧統一教会の関係清算となりそうだ。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309065

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