旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が「正体隠し」に悪用した名称変更をめぐり、関与が疑われる下村元文科相が崖っぷちに追い込まれている。下村氏は教団が19年越しの悲願を実らせた際の文科行政トップ。「受理しろと申し上げたことはない」などと釈明を繰り返しているが、当時の事務方ナンバー2だった元文科次官の前川喜平氏が「(下村氏が)イエスかノーか意思表明する機会があった。下村氏の意思が働いていたのは100%間違いない」と証言したのだ。

 旧統一教会をめぐる「政治的な圧力」を告発した前川氏は5日、教団に関する野党合同ヒアリングに出席。2015年に教団が世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合へと改称した経緯を改めて説明した。前川氏は旧統一教会が1997年に文化庁に対して名称変更を求め、「事前相談」した際の文化部宗務課長。「組織の実体が変わってない」と申請を突っぱね、文化庁は以降も対応を変えなかった。

 それが2012年の第2次安倍政権発足で一転。15年6月申請、7月受理、8月認証という経過をたどった。

 当時、次官に次ぐ文科審議官だった前川氏は「文化庁の宗務課長が説明に来た。『認証すべきではない』という意見を述べたが、その後、認証された」と振り返り、「何らかの政治的な力が働いているとしか考えられない」「私のノーを上回り、イエスと判断できる人は事務次官と大臣しかいない」と強調した。

 省庁再編を経た文科省の事務次官は旧文部省と旧科技庁出身者によるたすき掛けで、当時の次官は科技庁系。

 文部行政は、門外漢だったため、前川氏は事務方の実質ナンバーワンだった。改めて、話を聞いた。

「そもそも下村氏は事務方からの説明について、『報告』という言葉を使っていますが、『説明』と言うべきでしょう。その説明の際、名称変更の認証を求める旧統一教会からの申請を受理してこなかった経緯について、事務方が当時の下村大臣に説明しなかったはずはありません。説明のための資料も作成したはずです。その資料は今も保管されている可能性が高いと思います」

 大臣への説明資料は公文書だ。決裁文書の黒塗りをうんぬんするよりも、こちらの開示が真相究明の近道だろう。野党の追及力にかかっている。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309423

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