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韓国南海岸にイワシの群れ…「地震の前兆?」 怪談の真実は
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19日午後、釜山海雲台海水浴場に出没したイワシの群れ [写真=釜山海雲台区]
最近のイワシの大量死に続いて、釜山(プサン)・慶南(キョンナム)沖で数十万匹と推定されるイワシの群れが出没し、その原因に関心が集まっている。

◆黒い塊…慶南南海岸から釜山まで
国立水産科学院によると、慶尚南道南海の康津(カンジン)湾から統営(トンヨン)、馬山(マサン)、鎮海(チンヘ)など慶南地域の南海岸全域と釜山沖の一部でイワシの群れが相次いで出没している。
19日午前、釜山海雲台(ヘウンデ)海水浴場の40−50メートル沖に数百メートルの帯状のイワシの群れが発見された。
15、16日には慶南統営閑山面(ハンサンミョン)沿岸でもイワシの群れが真っ黒な帯状で移動する姿が確認されていた。...

しかし国立水産科学院は国内でイワシ資源自体が大量に増えた類例があると伝えた。
水産科学院によると、35年前の1987年には国内イワシ漁獲量が19万4000トンにのぼった。その後は毎年漁獲量が急減し、2006年にはゼロとなった。
漁獲量は2011年に2400トン、2017年には8100トンまで増えた。国内のイワシはほとんどが南海岸産で、漁獲量が多い時は東海岸と西海岸でも見られた。
◆水産科学院「イワシ、日本で増えれば韓国でも増加」
水産科学院は済州(チェジュ)東部と日本西部海域で産卵したイワシの個体数が増え、イワシの群れが現れたと推定している。
同一生息地にいたイワシの個体数が急増し、餌などの資源が不足すると、生息地が拡大したというのが、関係当局の判断だ。
南海岸にイワシの群れが出没したことに関連し、水産科学院は日本との関連性を集中的に調査している。
水産科学院が日本の資料を受けて1956年から2021年まで整理した韓国・日本の年度別イワシ漁獲量グラフをみると、両国の増減パターンはほぼ一致する。...