「縁切り宣言」を受けた“リトマス試験紙”が公表前からケチをつけた。2日が回答期限だった自民党の所属国会議員を対象にした旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)や関連団体との関係を尋ねるアンケート。曖昧表現など記述不十分が多く、再提出を求めたケースが続出し、結果公表は来週後半にズレ込みそうだ。その際、岸田首相はこの問題をこじらせている山際大志郎経済再生相をどう処遇するのか。注目が集まっている。

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 旧統一教会との関係について、山際大臣は内閣改造前にはシラを切り、留任決定後に公表。その後も、2016年にネパールでの関連団体のイベントに出席していたと報じられると「報道を見る限り、出席したと考えるのが自然だ」と他人事で、ナメた態度を公にさらした。

 連立パートナーの公明党は山際氏にカンカンだ。北側一雄副代表は1日の会見で「現職の大臣ですから会見の場は定期的にある。しっかり説明責任を果たしていただきたい」と注文をつけた。

 山際氏は2日の会見で、「週刊新潮」に秘書が信者の可能性があると報じられたことについて、「事務所のスタッフ全員に確認したが、当該宗教の信者は確認できなかった」と否定。しかし、山際氏と旧統一教会はかなり深い関係だったとみられ、火種はくすぶったままだ。

「自民党のアンケートは、祝電送付、インタビュー対応、会合出席、選挙支援など8項目に限定した不十分なものですが、それでも、山際大臣の付き合い方が突出していることが明らかになる可能性はある。また、公表後にアンケートに記載しなかった関係が判明することも十分あり得ます。山際問題は一向に収まりそうにありません」(政界関係者)

 野党は山際問題にロックオン。定例会見では記者の追及が続き、公明党も厳しい視線を送る。与党内からは「山際大臣は持つのか」との声も上がっている。

「岸田首相が山際大臣を更迭すると“疑惑隠し”と言われかねない。かといって、残留すると厳しい追及が続いてしまう。引くも地獄、続けるも地獄です。もともと、山際大臣が旧統一教会との関係も明かさず、再任してしまったこともあり、岸田首相は被害者ヅラをしたい。山際大臣が自ら職を退いてもらうなら、それで構わないくらいに思っているのではないか」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 2日、公明党の山口代表と会談した岸田首相は、旧統一教会の問題などについて「心配をおかけしている」と陳謝。山際問題が片づかない限り、支持率は下がり続ける「無間地獄」の様相である。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/310801

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