ウラジーミル・プーチン大統領が主導する「特別軍事作戦」の頓挫が伝えられる中、ロシアに派遣された北朝鮮労働者が次々に脱走しているという情報がある。ウクライナのロシア支配地域への動員を恐れ、身を隠しているという。金正恩(キム・ジョンウン)総書記の北朝鮮とロシアは蜜月関係にあるともいわれるが、現地で身の危険を感じる北朝鮮労働者はプーチン氏を見限り始めているのかもしれない。



衝撃のニュースは、米政府系放送「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」によって報じられた。

記事によると、ロシアが制圧を目指すウクライナ東部のドンバス地域で現在、建設需要が高まるなか、ロシア国内で仕事を放棄して身を隠している北朝鮮労働者が増加した。ロシアの消息筋は「労働者は、間もなくウクライナの新しい建設現場に移動するというニュースを受け取った後、多くの人が逃げた。建設作業員だけでなく管理職も逃げ出している」と証言。別の消息筋の話では、極東のウラジオストクの建設現場は空っぽの状態になっているという。

国連安全保障理事会は2017年の制裁決議で、北朝鮮労働者の新規受け入れを禁じ、本国送還を加盟国に義務づけた。しかし、制裁逃れのため、就労用以外のビザで入国したケースがあり、ロシアでは観光用や学生用ビザの発給件数が急増したことが国連安保理の北朝鮮制裁委員会・専門家パネルが20年に公表した年次報告書で明らかになっている。

経済苦が伝えられる北朝鮮にとって、労働者派遣は貴重な外貨稼ぎの手段の一つとなっている。送還期限の19年12月、ロシアは制裁委員会に、17年末からの1年間で「3万23人から1万1490人に減った」と自国の北朝鮮労働者数を報告し、制裁後も多くの労働者がロシアで働いていたことが分かっている。

賃金を北朝鮮当局に搾取される労働者の生活は苦しいとされる。RFAの記事でも、「北朝鮮労働者は絶望の中、疲れ果てた生活を送っている。午前8時から午後8時まで一日中働き、夜に残業をしても貯金することができない」という話が紹介されている。

北朝鮮は7月に親ロシア地域を「国家」承認したり、プーチン氏の誕生日(今月7日)に正恩氏が祝電を送ったりと友好関係が伝えられている。だが、過酷な状況で働く北朝鮮労働者まで逃亡するのは現地の危険性が増していることがうかがえる。

ロシア国民の大量脱出に加え、友好国の労働者まで逃げ出してプーチン氏の孤立はより強まってきた。

以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/article/20221015-5M4GEKWASROOVA3IDHH3YBJUF4/

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