俳優の大沢樹生(53)が来年4月に予定される東京・北区区長選に出馬の意思を固めたことが20日、分かった。かつて国民的アイドルとして一世風靡した「光GENJI」の元メンバーで、ジャニーズ事務所出身者のトップアイドルの首長選への挑戦は初。大沢が区長選にかける熱い思いを激白した。

「これまでファンの方はもとより、いろんな方に応援されてきた。今度は残りの人生をご恩返しの時間に使っていきたい。この1〜2年、それを強く思っていて、今回のタイミングとご縁で出馬を決めさせていただいた」

 こう語った大沢は、1980年代後半から90年代前半にかけて、人気絶頂だった「光GENJI」の元メンバー。25歳の時に脱退し、ジャニーズ事務所を退所。その後は俳優、映画監督、実業家とマルチに活動していたなか、北区との接点が生まれたのは4年前のことだ。北区を本拠地とするプロレス団体「シアタープロレス花鳥風月」のリングで、子供のころからの夢だったプロレスデビューを一戦限りで果たした。

「道場が(北区の)東十条にあって、3〜4か月、トレーニングで通った。下町風情あふれている地域で、私も生まれも育ちも下町ですので肌が合った。今年の夏には、北区を活性化させたいと映画『サムアップ!』の撮影で、いろんな方にご協力いただいた。下町気質なのか、自分に偏見とかなく、良いイメージで接してくれて、『北区にほれた』みたいな。いずれご恩返ししたいと思っていた」

 北区の商店街を舞台にした映画「サムアップ!」(公開中)で、大沢は主演を務めた。撮影後もプロモーションで北区の各地を訪れ、地元の人たちと触れ合う中で、北区が抱える不安や問題をじかに投げかけられ、区長への道を決断した。

「区長は区民の皆さんとの距離の近しさがあって、そこを大切にしていきたい。国政の方でも何度か話をいただいたが、やっぱり北区にご恩返ししたい初心を貫きたい思い」

 ジャニーズ事務所出身の政治家は、ジュニアから地方議員で2人を輩出しているが、トップアイドル級の政界転身、それも首長挑戦は初となる。ファンの間では、今年7月に再始動した「男闘呼組」に続いて、「光GENJI」の復活も心待ちされているが、大沢は「ご恩返しに残りの人生を充てていきたい思いが強い」と今は来年4月の区長選へ向けての準備に集中したい考えだ。

 現職の花川與惣太区長(87)は2003年から任期5期目で、東京では最年長の首長だ。多選の批判もなんのそので、3年前の区長選では現日本維新の会の音喜多駿氏が挑んだものの落選した。1971年に区議当選してから通算50年以上、区政にかかわっており、来年4月の区長選では88歳になるも6期目に意欲を見せているとされる。

 大沢は「負け戦をしようと思って、出るわけではない。別に自分に名前があってとかではなく、負ける気はしない。区民の方の心をつかむ自信がある」と気力体力ともに充実している今でこそのチャレンジになる。

 10代で日本一のアイドルまで上りつめ、人気絶頂の中からの離脱で、さまざまな苦労を味わった。「人生遠回りしてきて、多めの経験をしている。そういう意味では人の痛みを分かっているつもり」。円熟味を増した大沢が、人生初となる首長選というステージに挑む。

 ☆おおさわ・みきお 1969年4月20日生まれ。東京・文京区出身。江東区で育ち、82年ジャニーズ事務所のオーディションに合格し、87年に「光GENJI」としてデビュー。94年にグループを脱退し、事務所を退所。以降、俳優、映画監督、芸能事務所社長、実業家と活躍。2018年にはプロレスにチャレンジし、最近はキックボクサーとしての顔も持つ。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/245682

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