0001逢いみての… ★
2022/12/03(土) 22:34:09.79ID:CAP_USER* * *
11月30日午後7時、新宿駅南口に在留中国人たちが集結した。開始時刻を迎えると、路上に主催者や中心人物と見られる人々が並び、メッセージの書かれた紙を掲げて声をあげた。周囲には、すでに平日とは思えないほど多くの人が集まっている。
「国賊・習近平は退陣せよ! 共産党は退陣せよ! 自由万歳! 民主万歳!」
シュプレヒコールの音頭を取っていたのは、天安門事件後に海外に亡命した中国人たちが組織する団体「民主中国陣線」のメンバーだ。民主活動家だけのことはあり、絶叫調の演説で聴衆をアジテートした。周囲と比べ、突出してテンションが高い。
「我々はみんな立ち上がった。我々には信念がある。中国共産党はまもなく崩壊する。この政権は必ず滅亡する。歴史に逆行することはできない。長江も黄河も決して逆流することはない!」
その後は「検査はいらない! メシをくれ!」「ロックダウンはいらない! 自由が欲しい!」といったコールがあちこちから聞こえた。
群衆の数は目算で500人ほどだろうか。大勢の人々が集まり、熱気に包まれていた。マイクの音量が小さいと「こっちは聞こえません!」と合いの手が入ったり「習近平をロシアに送ってしまえ!」など即興でヤジが入ったりして、中国らしいフランクな雰囲気だった。交通整理を行なうスタッフもおり、特に混乱は見られなかった。
しばらくするとデモ現場は4つほどのゾーンに分かれ、道路の東側は「共産党は退陣せよ」などと強い主張を訴える演説ゾーン、西側は静かに祈りを捧げる黙祷ゾーンとなった。こうなることを予測していたのか「熱血派はこちら、穏健派はこちら」と書かれたボードで案内をしている人もいた。
友人と2人で現場に来ていた20代の在留中国人女性が語る。
「今後、中国本土での取り締まりは厳しくなると思いますが、人々の考えは暴力によって変えられるものではありません。この運動はゼロコロナの抗議だけでなく、自由や民主といったものの要求も含んでいます。今後も続いていくと信じています」
上海に住んでいる友人は、現地で行なわれたデモに参加して大変な目に遭ったという。
「2日間も警察に拘束され、スマホの中身を全部削除させられたそうです。インスタグラムで連絡を取り合っていたのですが、アカウントごと消えてしまいました」
中国本土ではインスタグラムは使用できないが、友人は「VPN」と呼ばれるインターネット上の”抜け道”を使ったという。「私の友人たちは、8割ぐらいが使っていると思います」とこの女性は話す。
彼女は都市部の出身で、日本で大学院を卒業したばかりだという。都市部の若い“エリート層”には、想像以上に海外の情報が入っているのかもしれない。同じく新宿のデモに参加した20代の在留中国人男性はこう語った。
「日本でドキュメンタリー映画『時代革命』を見て、ようやく中国共産党の恐ろしさを知りました。彼らの恐さを日本人にも知って欲しいのです」
映画『時代革命』は2019年に香港で起きた大規模な反政府デモを記録したもので、中国や香港では発禁扱いとなっている。
「日本で仕事を見つけたので、ずっと日本に住むつもりです。親には経営者ビザを取得してもらい、日本に移住してもらうことも考えています」
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20221203_1819073.html
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