0001逢いみての… ★
2023/02/05(日) 00:32:00.09ID:CAP_USER2019年の初頭、自らを「実業家」と名乗り、フィリピンを拠点に事業を展開していた男は東京から来た知人にこう話したという。
同年3月、当時29歳だったキャバクラ嬢がマニラを訪れ、その30代半ばの男と会った。後に日本国内で約2300人から約60億円をダマし取った特殊詐欺グループのリーダー、渡辺優樹容疑者（38）と、日本から現地への現金の「運び役」として事件の“片棒”を担いだ「タナカ」（32）との最初の出会いだった。
「当初、彼女はフィリピンまでの『出張キャバクラ』のノリで遊びに行ったそうです。渡辺は、彼女の男を魅了する顔立ち、はちきれんばかりのダイナマイトボディーに目がくらみ、とりこになった。当時、渡辺には嫁がいたが、すぐに彼女に夢中に。『オレの仕事を手伝ってくれないか』と誘い、翌月には日本から2000万円の現ナマを飛行機でマニラまで届けさせたのです。それ以降もダマし取った金がたまるたびに、マニラまで呼び寄せていた」（詐欺グループ関係者）
19年1月ごろから、渡辺容疑者と特殊詐欺グループ幹部のひとり、小島智信容疑者（45）による特殊詐欺事件が全国で多発。11道府県警察の合同捜査本部が、かけ子や受け子を片っ端から検挙し、指示役との連絡に使用したスマホの通話記録の解析を続けた。
「特殊詐欺グループはコードネームを使用し、渡辺は『コウ』、小島は『エイト』を名乗っていた。何とか回収役までたどりつき、その先にいたのが、周囲から〈ボスのオンナ〉と一目置かれていた運び屋の『タナカ』です。タナカは渡辺から唯一、全幅の信頼を寄せられる存在だった。カネの持ち逃げやトンコ（逃亡）の心配もしていなかった。フィリピンと日本を頻繁に行き来し、忠実に運び屋、金庫番の業務をこなしていた」（捜査事情通）
捜査本部は特殊詐欺グループがフィリピンを拠点にしていることまで突き止めたものの、なかなか首謀者の尻尾をつかめなかった。19年11月、渡辺容疑者を一番よく知る「タナカ」が窃盗容疑で逮捕されたことで、事態が急展開。彼女が口を割り、組織の全容解明への糸口となった。
「渡辺は命令に従わないものは部下に命じて制裁を加えるなど、暴行で組織を支配していた。一方で自分の手となり足となって働くタナカを重用し、彼女の前ではとにかくええ格好をしていたようです。他の幹部は誰も知らない、下半身の世話までする渡辺のオンナだから知り得る情報を持っていた。そこから組織の全容がみえてきたのです」（捜査事情通）
その後、渡辺容疑者らはコードネームを「ルフィ」に変え、なりふり構わず強盗事件を繰り返してきたが、ついに年貢の納め時がきた。
以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/318270
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