2023/06/08
【噴火警戒・レベル3】マヨン山の火山活動活発化に伴う注意喚起ー在フィリピン日本大使館
https://globalnewsasia.com/article.php?id=8967&&country=12&&p=2
 フィリピン地震火山研究所(PHIVOLCS)は6月8日、ルソン島南東部、ビコール地方アルバイ州にあるマヨン山について、
6月5日に噴火警戒レベルがレベル1からレベル2(不安の増大)に引き上げられて以降も山頂の溶岩ドームの崩壊による落石の増加や火山地震が確認されていることから、
今後、火山噴火による溶岩流や火砕流が発生する危険性が高まっているとして、噴火警戒レベルをレベル3(危険な噴火傾向の増大)に引き上げました。

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マヨン山
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A8%E3%83%B3%E5%B1%B1
◾活動史
・記録に残る最も破壊的な噴火は1814年2月1日に起こった。
・1984年9月の噴火では、最初の小規模な噴火で住民が避難してから数週間後に大噴火が起きたが犠牲者は出なかった。
・1993年には突然の大噴火による火砕流で70余名の犠牲者を出した。
・2000年、および2006年8月にも噴火を起こした。
2006年の噴火では、11月の台風21号とあいまってラハールという現象が発生し、死者620名、行方不明710名、倒壊家屋約9000戸という被害を出している。
・2009年にも噴火し、12月14日には住民への避難勧告がなされている。
2013年5月7日に起きた噴火では、マヨン山を登っていた観光客ら計20人のうち、5人(観光客4人、ガイド1人)が落ちてきた岩に当たり犠牲となっている。
・2014年9月15日、警戒レベルを上から3番目に引き上げ、1万人に避難指示が出た。9月17日に溶岩が流れ出し、5万人に避難勧告が出た。

2018/01/16
火山:フィリピン ルソン島 マヨン山が噴火 噴煙一時2,500m
https://weathernews.jp/s/topics/201801/150045/
https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/201801/201801150045_box_img0_A.jpg
1月13日(土)16時過ぎ(現地時刻)から、濃いグレー色の噴煙を上げる水蒸気噴火が発生。噴煙は火口上約2,500m(海抜約5,000m)へ上昇し、風下の南西方向へ流れています。...

フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)は国民に向けて、マヨン山の噴火活動への警戒レベルを0〜5の6段階で設定して発表しています。
13日の噴火までは1年ほどレベル1の状態が続いていましたが、噴火後の14日0時30分にレベル2へ引き上げられ、14日20時にはレベル3へとさらに引き上げられました。...

PHIVOLCSによると、昨年10月以降マヨン山では山体の膨張が解析されています。マグマの移動が続いている可能性があるため、今後さらに規模の大きな噴火へ発展するおそれもあります。...

2018/01/16
マヨン火山で溶岩流出、住民数千人が避難 フィリピン
https://www.cnn.co.jp/world/35113207.html
フィリピン火山地震研究所は15日、斜面を溶岩が流れ、大きな噴煙が上空に立ち上る写真を公開した。...

マヨン山は、世界の中でも特に活動が活発な火山として知られる。1616年以来、47回の噴火を繰り返し、2014年にも数千人の住民が避難。13年には登山家5人が噴火に伴う岩石の落下で命を落とした。

最も被害が大きかった1814年の噴火では、少なくとも1200人が死亡している。