オンライン空間と現実社会の関わりが密接になるにつれて、子どもたちをオンラインの有害なコンテンツから保護することの必要性が高まっており、アメリカではプラットフォームに未成年者の保護を義務づけるKids Online Safety Act(KOSA:子どもオンライン安全法案)が議論されています。そんな子どもオンライン安全法案については、「合法的な言論やアーティストの作品がブロックされてしまう懸念がある」という問題点も指摘されています。新たに、法案を議会に提出した中心人物である共和党のマーシャ・ブラックバーン上院議員が、子どもオンライン安全法案を「LGBTQ+コンテンツのブロック」に使用する可能性を示唆したことが報じられています。

子どもオンライン安全法案は未成年者のソーシャルメディアへのアクセス制限や表示されるコンテンツの管理、プラットフォーム上でのプライバシー保護および保護者による監督機能の強化を目的とする法案です。法案は超党派の議員グループによって推進されており、2023年5月に提出された修正案はジョー・バイデン大統領の支持も受けています。

ところが、子どもオンライン安全法案については実際に子どもたちを保護する上では役に立つのかどうか疑問が呈されているほか、オンライン空間における検閲強化に使われる懸念も提起されています。デジタル空間の権利を擁護する電子フロンティア財団は、「これは安全法案ではなく、監視と検閲の法案です。上院議員と代表者にそれを通過させないように伝えてください」と強く主張しました。

子どもオンライン安全法案がこれほどまでに懸念されているのは、企業が対策するべき対象が曖昧であり、自由な言論やLGBTQ+の情報やコンテンツなどが規制対象になる可能性があるからです。法案では子どもにおける「不安・うつ病・摂食障害・物質使用障害・自殺行動」などの問題を防止するため、ソーシャルメディア企業が対策を取る必要があると定められていますが、規制対象が具体的にどういうものを指すのかは曖昧です。

子どもオンライン安全法案を民主党議員らと提出した共和党のブラックバーン上院議員は、反LGBTQ+を強硬に主張するスタンスで知られています。ブラックバーン上院議員は過去に同性婚を認める法案やLGBTの従業員に対する差別を禁止する法案に反対しており、歌手のテイラー・スウィフトから「かつらをかぶったトランプ(ドナルド・トランプ前大統領)」と批判されたこともあります。

8月末に、ブラックバーン上院議員へのインタビュー動画がアメリカの保守系団体・Family Policy AllianceのYouTubeチャンネルで公開されました。動画では、インタビュアーの「今、保守派が注目するべき問題、行動を起こすべき問題のトップは何だと思いますか?」という質問に対し、ブラックバーン上院議員は「いくつかあります。もちろん、未成年の子どもたちをこの文化のトランスジェンダーやその影響から守ること。それに加えて、ソーシャルメディア上で何が起きているのか監視することです。子どもオンライン安全法案は、おそらく今年の夏には成立するかと思います」と答えています。

続く

以下ソース
https://gigazine.net/news/20230905-senator-kids-online-safety-act-trans/

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