0001逢いみての… ★
2023/09/23(土) 23:33:40.50ID:CAP_USER* * *
彼女は洋服を多数持っていた理由はインスタ等にアップする撮影のため、と警察に説明。売春目的ではないとANNのニュースで語っていました。このニュースについては「そんな疑いを持たれるとは、日本の国力も落ちたものだ。かつてフィリピンから日本に水商売のため来た女性たち(“ジャパゆきさん”と呼ばれていた)と同じ扱いになっているんだな」という感想をまずは抱きました。
しかし、それと同時に自分が関心を持ったのが、ニュースで彼女が「インフルエンサー 大阪市の女性(32)」と紹介されていたことです。実際、警察とのやり取りで職業を聞かれ「インフルエンサーです」と答えたと言います。YouTuberが職業になったのは分かるのですが、インフルエンサーも今や職業なのか……という驚きがありました。
私は広告関係の仕事もしているため、もちろん「インフルエンサーマーケティング」が頻繁に行われていることを知っていますが、自分から「インフルエンサーです」と大々的に名乗る人がいることに驚いたのです。私のイメージだと、カリスマ店員やモデルや実績ある社長や人気YouTuberという本職がある人を、“世間が”インフルエンサー扱いをするものだと思っていたのです。
しかし彼女は自らインフルエンサーという職業だと語っています。確かにSNSのフォロワーが多くその人に商品を渡せば多くの人が見て買ってくれるからインフルエンサーだ、というのは理解できます。あくまでも違和感は「自分からソレを言うか?」ということです。
人気の漫才師や俳優が職業を聞かれ「有名人です」と冗談で答えるのはわかります。でも大真面目に「インフルエンサーです!キリッ」みたいなことができる人がこの世には存在するんだ……という感慨がありました。だいたい、大手商社マンや外資系金融機関サラリーマンは「エリート」と呼ばれがちですが、自分から「エリートです」とは言わないのでは。「会社員です」と言うことが多いです。
私の周りにもインフルエンサーは多数います。ツイッター(X)であればフォロワー10万人以上といったところは立派なインフルエンサーと言えるでしょう。しかし彼ら/彼女たちは、自分からインフルエンサーと名乗ることはありません。この手の言葉は、広告業界が勝手に商品パッケージとして作り出すものなんです。
古くはブログの時代、「ブロガーマーケティング」と題し、ブロガーを新商品の試食会等に呼び、その様子をリポートさせたりすることがありました。その時の「ブロガー」はあくまでも趣味の範囲だったので、自分から名乗るのは構わない。その後「プロブロガー」が出てきましたが、実際コレで食っているわけだから普通のブロガーとの差別化で「プロブロガー」も違和感はない。
もっと言うと、世間からインフルエンサー扱いされている人は「インフルエンサー」と呼ばれるのを嫌がります。「いや、オレ、クリエイティブディレクターだけど」「いや、私、ミュージシャンですけど」「いや、私、経営者ですけど」的な反応になりがちです。
続く
以下ソース
https://www.moneypost.jp/1065297
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