昨日報じられた歌手の谷村新司さん(享年74)の突然の訃報に、日本国内だけでなく長年活動していた中国からも悲しみの声が相次いで上がった。 堀内孝雄(73)、矢沢透(74)との3人組「アリス」の活動ではもちろん、1970年代を生きた若者にとって馴染み深いのが、谷村さんの文化放送の深夜ラジオ『セイ!ヤング』と、MBSラジオ『MBSヤングタウン』だろう。

 深夜の番組ということで、谷村さんが「NGなし」の本音で語るのが番組の魅力。人気コーナーともなると毎週5000通ものハガキがリスナーから届いたという。こうしたハガキに谷村さんは下ネタを交えてユニークなトークを展開。そこで谷村さんが明かしていた意外な趣味が「ビニ本収集家」としての一面だ。

 当時は書店で立ち読みできないよう、ビニールで包装された通称「ビニ本」が全盛期を迎えていた。表紙から中身まで女性の過激な姿の写真が掲載され、当時の若者は親に内緒で購入。谷村さんも、歌手のばんばひろふみ(73)らと一緒にビニ本についてラジオで幾度となくネタにしていた。

 谷村さんに子供ができてからはビニ本収集家としてのエピソードも封印されてきたが、2015年にTBSラジオ『たまむすび』に出演したときにビニ本について再び言及したことが話題を呼んだ。

「司会の玉袋筋太郎にビニ本収集家だったことを振られると、谷村さんは最盛期には5000冊ものビニ本を所有していたことを明かしました。コレクションするきっかけになったのは谷村さんが東京に出てきたばかりの頃、友人とビニ本ショップを訪れたこと。

 店のなかに所せましと並ぶビニ本に興奮した谷村さんを店長が気に入り、その後も通っていたら店番を任せられるようになった。谷村さんは熱心に働きながら、各出版社のビニ本を研究。自身が『これは売れる』と思ったものは、ラジオで『このビニ本がすごいぞ』とリスナーに教えていたことも明かしました」(スポーツ紙芸能担当)

 単なる「買い手」ではなく、「売り手」でもあった谷村さん。店で売れ残ったビニ本を「持って帰ってくれ」と言われ、気づいたら自宅には5000冊も溜まっていたという。

「処分に困った谷村さんは、千葉真一さんがアクション俳優を育成するために立ち上げた『ジャパン・アクション・クラブ(JAC)』に送ることを思いついた。当時のJACは創成期で、男性がほとんど。合宿の時に困るだろうということで200冊ほど送ったところ、真田広之氏から『なによりうれしいです!』と連絡がきたといいます」(同前)

 日本の芸能界を支えた名優たちのほっこりするエピソードだ。谷村さんの粋な計らいをJACのメンバーは覚えているのだろうか。当時を知るJAC関係者はこう語る。

「覚えていますよ(笑)。志賀高原の合宿所に突然、大量に送られてきた。みんなで回し読みしていました。谷村さんを『ありがたい、ありがたい』と崇めていましたよ」

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20231017_1912803.html

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