旧統一教会などの宗教問題を20年以上にわたり追及するジャーナリストの鈴木エイト氏が10月15日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)に出演。自著を紹介した際に、安倍晋三元首相を銃撃し起訴された山上徹也被告を巡り作家の竹田恒泰氏と“バトル”となり話題になった。

竹田氏が鈴木氏について

「違和感しか感じない。関係ないのに、一生懸命関係を作っていて、ジャーナリストとしての名声を高めようとした軌跡に見えます」

と売名目的のような発言をし、岸田首相が襲われた事件も“第二の山上”が現れたと主張した。対して鈴木氏は

「今おっしゃっているような“ストローマン論法”、“思う壺論”って出尽くしてるんですよ。それは全く根拠のない」

と反論し、激しい舌戦を繰り広げた。その後も竹田氏はSNSのXで

《鈴木氏のお考えをとくとお聞きしたいので、ぜひまた番組に出ていただきたいと思います》

と再戦を申し出ている。

一方で竹田氏と統一教会のつながりを訝しんでいる声が上がり物議を醸している。竹田氏のXの返信欄には一般ユーザーから

《2011年4月9日。統一教会ダミーの「世界戦略総合研究所」で講演する竹田恒泰さん。こういう背景をおさえてから、彼の言動を見ましょう》

と写真付きで投稿があった。

その団体が開催した講演会のタイトルは

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』

と書かれ、竹田恒泰先生と大きく表記されている。数十人があつまる集合写真の真ん中に竹田氏は鎮座しているのだ。これが投稿されると竹田氏は

《私は男系による皇位継承を確保するため、講演依頼があれば、各政党、各種政治団体、各種宗教法人などに講話しにいく》

と憲法学者としてどこであろうと講演に行っていると、堂々と反論した。

さらに他の一般ユーザーからは

《文鮮明が創立したワシントン・タイムズでも紹介されていますね》

と統一教会の創始者である文鮮明氏が立ち上げたワシントン・タイムズ・ジャパンの記事に竹田氏が紹介されているページを画像付きで貼っている。他にも本サイトで調べてみると、文氏の指示により統一教会と国際勝共連合が出資して’75年に設立された新聞『世界日報』に40周年のお祝いメッセージを、’15年に竹田氏は寄せている。

《皇室に対して不敬な表現が見受けられる昨今、『世界日報』の皇室を尊重した報道姿勢には敬意を表しています》

《今後も『世界日報』が、それら重要な話題について的確な報道・論評を発信して下さることを期待しています》

と敬意を表明している。

だが、文鮮明氏「御言葉集」381巻96ページにはこう書かれている。

《(皇居の)二重橋を私の手で破壊してしまおうと思いました》

これのどこが皇室に敬意を払っているというのだろう。むしろ皇室を壊そうとしていた団体に竹田氏は寄り添っていることになるのだが……。

「関係の“濃淡”は不明ですが、統一教会の信者たちは明治天皇の玄孫である竹田氏の“お墨付き”として認識するでしょう。いわば知らぬ間に広告塔として利用されていたと言われても仕方ない。

新規で入信する人の背中を押してしまう可能性もありますからね。これは安倍晋三元首相が関連団体にメッセージ動画を送り、山上被告が殺害することを決意した構造と同じではないでしょうか……」(全国紙記者)

文部科学省は旧統一教会に対する解散命令の請求を東京地方裁判所に行っている。この問題を風化させないためにも、鈴木氏と竹田氏の激しい“論戦”を期待したいが――。

PHOTO:ロイター/アフロ

以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/339184

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