斉藤由貴(57才)が、元不倫相手のクリニックで警察沙汰の騒動を起こしていたことが報じられた。まったく「学ばない」女性について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが分析する。

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 深雪沙夜子。話題の10月期ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)で今田美桜サン(26才)演じる「夜々」の母親役・斉藤由貴サン(57才)の役名です。

 娘に「夜々」と命名するだけでもすでに毒親感満載ですが、10月26日放送の第3話では(以下ネタバレあり)、夜々のせりふで、

「“女の子は文系でしょ?”ってママが。固定観念強めっていうか、時代遅れっていうか。たぶん平成が終わったことにも気づいてないですよね」

 と沙夜子について、多部未華子サン(34才)演じる「ゆくえ」に吐露する場面が。その第3話のラスト、公衆トイレでメイクを落として帰宅した夜々を笑顔で迎え入れる沙夜子の後れ毛だらけのポニテ姿には、これぞ斉藤由貴だと思ってしまいました。

 そして、11月2日放送の第4話では、「ママは、お気に入りのお人形を産んで、それで遊んでいるだけ」と夜々が叫ぶ恐ろしいせりふもありました。

 そんな折、「《6年越しの衝撃》 斉藤由貴が土曜の夜に大立ち回り! かつての不倫相手のクリニック前で泣き叫び、警察出動の騒動を起こしていた!」なる一部報道には文字通り“衝撃”を受けました。

 画像には、まさにクリニックのドアの取っ手を握りながら、しゃがみこみ、「すすり泣く」斉藤サンが写し出されていました。装いは、淡いブルーのニットの下は白いシャツをオーバーブラウスにしている、どちらかというとカジュアルなものなのですが、靴だけはヒールが10cmはあろうかという“勝負”を感じられるハイヒールで……。ただならぬ様子だと受けとれるものでした。

 記事によれば、警察に通報したのは斉藤サン本人とのこと。医師との押し問答の末、「入れて! 閉めないで!」と泣き叫んだ斉藤サンが、なぜ自ら110番したのかは理解に苦しむところですが、そこまで感情が乱れてしまうということは、少なくとも斉藤サンの恋愛感情は「まだ続行中」ということなのでしょう。

 これを受け、同医師との大スキャンダルや、過去に斉藤サンが「同志みたいなカンジ」と表現した尾崎豊さん(享年26)との不倫。さらには、つい先日、カイヤさん(61才)との離婚が(やっと!)成立した川崎麻世サン(60才)との、いわく、「学ばない」不倫についてあらためて報じたメディアが多数。冒頭で記した『いちばんすきな花』の“進退”について言及したメディアもありました。

 そして女優デビュー後、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』や現在放送中の『泥濘の食卓』(テレビ朝日系)などの人気ドラマに出演し、来年2月には舞台『エウリディケ』の主演も控えている“リアル娘”水嶋凜サン(23才)の仕事に影響が出てしまうのではないかと案ずる記事もありましたっけ。

 実は10月25日オンエアの『1周回って知らない話 2時間SP』(日本テレビ系)で斉藤サンと共演したばかりの私。

 メインゲストの黒柳徹子サン(90才)ゆかりのスペシャルゲストとして登場した斉藤サンは、アイドル時代に多数出演した歌番組のVTRを懐かしそうに振り返っていらっしゃいました。

『卒業』や『白い炎』など、大ヒット曲を多数持つ斉藤サンのデビューは1985年、アイドル全盛期の頃でしたが、当時、「やっぱり女優さんが歌う歌は違う」と聴き惚れたものでした。いわゆるアイドルスマイルを浮かべて、振り付きで歌う多くの女性アイドルとは一線を画していて、歌うたびに歌詞をあらためて理解し直そうと、精一杯、感情をこめて表現する彼女の歌は大人にも届くものだったからです。

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20231110_1918524.html