【地方】東京・新宿歌舞伎町で95人逮捕! 「立ちんぼ」の一掃で梅毒の増加は抑えられるのか
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0001逢いみての… ★2023/12/22(金) 23:17:16.45ID:CAP_USER
 警視庁は20日、日本最大の歓楽街である東京都新宿区・歌舞伎町の大久保公園周辺の路上で買春客待ちをしていた女性たち95人を今月中旬までの3カ月半の間に売春防止法違反(客待ち)で逮捕したという。この期間は取り締まり強化中で、今年の同地区での同容疑での検挙者数の累計は140人に上った。取り締まり強化中の検挙者のうち7割は20代の女性。ホストクラブなどでの遊興費のための売春もいたという。

 気になるのは、今回の検挙と、最近急増している梅毒との関係だ。いまの梅毒急増の中心は20代女性で、風俗店に属さない“セミプロ女性”たちの売春も影響しているのでは、と言われている。

 国立感染症研究所が19日に発表した、感染症発生動向調査週報第49週(12月4日〜10日)によると、同期間の全国の新規感染報告件数は192件、今年の累計は1万4088件。昨年同時期ではそれぞれ141件、1万2192件で、梅毒増加に歯止めはかかっていない。なかでも梅毒の新規感染報告件数が顕著なのは東京都。東京都感染週報第49週(12月4日〜10日)によると80件で、今年の累計数は3492件。昨年同期よりも増えている。

 それでも警視庁の取り締まり強化が始まる前の新規感染報告者数は第32週(8月7日〜13日)67件、第36週(9月4日〜10日)59件、第40週(10月2日〜10日)80件、第44週(10月30日〜11月4日)47件と、凸凹はあるものの徐々に減っているように見える。

 東京同様に梅毒の新規感染報告件数の増加が目立つ北海道では歓楽街のある札幌市保健所管内からの届出が多く、病院を受診した人の多くが“遊んだ”後での感染が確認されている。はたして、路上の客待ちの取り締まり強化は梅毒の防止強化につながるのか?

「たしかに路上で売春する女性たちは、風俗店の女性たちのように定期的に性感染症の検査を行っていると考えられるのに比べ、梅毒を含めた性感染症の感染リスクは高いと考えられます。今回の検挙者のなかにどれだけの感染者がいたかは不明ですが、何人かは感染していた可能性があってもおかしくない。その意味では、多少の感染防止にはなったかもしれません。ただし、それが原因で感染者数が減ったとは考えられません。たとえば、今年の秋に歌舞伎町近くで長年、性感染症専門の診断と治療を行ってきた医院が閉院しました。そのため、新規感染報告件数が減少した可能性があります。ひょっとしたら、それまでは迅速にその医療機関から報告が上がってきていた新規の梅毒感染者が受診機会を失ったことで、数が減ったように見えているのかもしれません。そもそも統計数値に現れていない感染者も相当数いるはずで、いまの梅毒流行はもっと根が深いと考えています」

 こういうのは、性感染症の専門医で「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)の著者、「プライベートケアクリニック東京」の尾上泰彦院長だ。

 今回の梅毒流行には「SNSを駆使したパパ活にも一因があるかもしれない」と、尾上院長は言う。パパ活とは女性たちが金銭的余裕のある男性たちと食事やデートをしてその対価としてお金をもらう活動のことで、ある種の愛人契約と疑似恋愛のはざまのような位置づけだった。パパ活というネーミングも父親におねだりする娘のような行動に似ていたからだ。しかし、いまのパパ活は売春の一形態であり、実態は「愛人のシェアリング」だという見方もある。

「いまは女性たちの側がSNSで自身の性の商品価値を高めるのに長けていて、お金のない若者がSNSを駆使して風俗に行く感覚で若い女性との出会いを求め、女性もそれに応じています。男性には愛人を1人で囲うだけの経済基盤がなく、1人の女性を複数の男性たちが囲っているようです。そのため、女性が梅毒に感染すると一気に感染者数が増えていく。問題は、このパパ活が都心の繁華街だけでなく地方都市に広がっていることです。親世代が経済的に困窮して子供たちの支援ができなくなっているうえ、子供たちを含めて社会全体で性行動のハードルが下がっている気がします。それは正しい性知識がないためで、いまは子供たちだけでなく、成人にも正しい性教育を行うことこそが、問題解決につながると考えています」

続く

以下ソース
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/279875
0002逢いみての… ★2023/12/22(金) 23:17:26.59ID:CAP_USER
 そんな尾上医師は、21日に都内で開かれた性産業従事者を対象とした「性感染症から私を守るために 気軽に世感染症を学んでみよう」(主催:NAPPINESS GROUP/厚労省新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業渡曾班、共催日本性感染症学会関東甲信越支部/性の健康医学財団)で、東京医療保健大学の渡曾睦子教授と共に、梅毒を中心に性感染症について講演した。

 性欲は、食欲、睡眠欲と並ぶ人間の3大欲求のひとつ。梅毒をはじめ、性感染症が怖いからと言って、性欲と性行動を抑制することはできない。むしろいまは、正しく恐れるために早期発見と治療のための術を正しく学ぶことが必要なのではないか。
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