ダウンタウンの松本人志が複数の女性に性的行為を強要したとされる疑惑が、様々な議論を巻き起こしている。松本は活動休止を宣言し、報じた「週刊文春」の記事を全面否定。裁判で争うこととなった。

 7本のレギュラー番組を抱え、芸能界のトップに君臨していた松本だが、時代の流れなのか、やり過ごすことはできず、大ダメージを食らうことに。疑惑の真偽が明らかになる前段階でスポンサー筋が反応したことが、大きなポイントとなった。テレビ局スタッフが言う。

「松本サイドは年末の『週刊文春』の一報を静観していましたが、年が明けて1月4日に放送された『ダウンタウンDX』の特番で提供クレジットが表示されず、多くの広告が差し替わり、ACジャパンのCMが流れる事態に。これで空気が一変しました。無視することができなくなったんです。他の番組でも同様の措置が取られることを察知した松本サイドが8日になって、芸能活動休止へと舵を切ったようです」

「週刊文春」は松本に関連した情報提供が多数寄せられているとし、第2弾の告発記事を出すなど、続報を撃ち続ける構え。火の海になる前に、スポンサーが退散した形だ。先のテレビ局スタッフは、

「ジャニーズ問題での苦い経験が生きていますよ。ジャニー喜多川氏の性加害事件では、イギリスBBCの報道が発端となり、世界的な問題に発展した。それまで見て見ぬフリをしてきた日本のメディアや、そうした態度を許していたスポンサー企業に、大きな批判の矛先が向けられました。同じ過ちを繰り返すことを避けたかったのでしょう」

 松本は1月14日に「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演すると表明していたが、急きょ中止が発表されている。

(佐藤恵)

以下ソース
https://www.asagei.com/excerpt/296161