4月22日、Xで《女性の隣》がトレンド入りした。これはいったい何のことなのか……。

そもそも事の発端は、19日にある女性が写真付きでXに投稿した内容が物議を醸したことだ。女性は、

《なんで斜め前に(男の隣)あいてるのにここに座るん?私キャリーあって足元これだよ きもいよ しねよ》
《本当に男ってキモい》

と、その女性は2席ずつ横並びの列車に座っており、足の前にはスーツケースが置かれている。そのため足が窮屈になり少し隣の席にはみ出す形になっている。

そういう状態のときに、隣に男性が座ってきたようだ。そして投稿された写真の奥には、別の男性が足を組み広々と座っている姿が写っており、その隣は空席だ。

その女性は、スーツケースがある自分の隣にわざわざ座ってくるのではなく、空席がある男性の横に座ればいいのでは、と苦言を呈しているのだ。

この投稿は22日時点で1億3000万回(22日現在)閲覧されている。

最近で言うとお笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志が3月25日に騒動で休止後はじめて声明を出したポストが1億回(22日現在)だ。それよりも3000万回も多く表示されているというのだから、その注目度の高さが分かる。

このポストに反応したのが、元『プラスマイナス』の岩橋良昌だ。

《だって前の男の人大きいし足組んでるしトラブりたくないし、きついし、ここはスペースあるし きもいしねよは言い過ぎー》

この岩橋のポストに対しても

《お前のためのスペースじゃない》

と別のユーザーに言われると岩橋は

《は?座るひとのためのスペースだよ されよ》

とさらに反論するなど、“場外乱闘”が繰り広げられた。

大きく注目された投稿をした女性に対し、他のユーザーからは

《荷物を棚に上げるべき》

という声もあった。しかし女性は

《重くて持ち上げられない》

と理由を説明。しかも多数席は空いていたのに、その男性はわざわざ隣に座ってきたという。

そんななかトレンド入りしたのは、また別のユーザーのポストだ。

《この流れで言うのはちょっと怖いけど、正直なところ電車では、女性の隣の方が有り難いというのはある。なぜなら女性の隣の席は広いから》

という男性が登場したのだ。

これに対しても議論が巻き起こった。

《これはマジでありますよ。めっちゃ祈りますもん「隣にデカい男来ないでくれ……」って》
《隣に男性が座ってきたから距離を取りたくて少し詰めたら、その分ちょっと寄ってくるの、あれほんとムカつくのでやめて欲しいです。肩が触れたくないのは女性も同じです…》
《気持ち悪い容姿の人ほどやってくる》

などとみんな電車の中では思うところがあるようだ。

「21日には東海テレビの『“匂いを嗅ぐ”は法律等で規制しきれず…急増する新たな手口“触らない痴漢”苦心する鉄道警察隊の捜査』という記事がヤフートピックスに上がり、3700件を超えるコメントが書き込まれました。

過剰に接触せざるを得ない満員電車という空間が、苦痛に感じる人は多いのでしょう。“女性の隣”がトレンド入りしたことからも、日ごろから男性への不信感と不快感を持っている人がいかに多いかという表れでしょうね」(女性誌記者)

痴漢などせずとも、男性はなぜここまで女性に不快に思われるのか……。そのうち“男性専用車両”に閉じ込められる時代が来るかもしれない――。

以下ソース
https://friday.kodansha.co.jp/article/370160