被害届は受理されます。
ただそれで、一般的に即逮捕も事情聴取も加害者にしません。
一応、いわゆる初動捜査と言われる事は、必ずしてると思います。
届出が事実で事件性が認められたら、状況証拠の収集をします。
逮捕勾留する前に、それを行えるだけの証拠を検察に提示できなければ、逮捕できません。
できなければ、任意同行となります。
でも、この犯罪って通信記録が残っていたとしても、実際どういう行為をしたかの状況証拠ってなかなか出てこない。
親からの被害届だとしたら、おそらくそう言う説明はすると思う。
てか、この時点で警察によっては、真面目に証拠集めなどしない。
示談なり何なりで、民事的に解決する方向をすすめる警察もあると思います。
それでもと親が言うならば、結果不起訴になる可能性が高くても、任意同行と言う、ま、逮捕をして、形式的に勾留手続きをして基本自白をとるってやり方になります。
ここで素直に加害者がゲロってしまうと、その裏取りの証拠集めっていう作業が待ってまして、その為の勾留延長という手続きを取る羽目になって真面目にやらざる得なくなる。
自白を裏付けるもんもそう簡単にには出てきません。
そうこうしてるうちに国選でも何でも、弁護士がついて、結局示談なんて事も多いです。
で、何も証拠が固まらなきゃ、結局不起訴ってケースも多いんです。
で、そもそも法律的にも、性犯罪は適用に注意という文言がついていて、デリケートな犯罪でもあります。
特に女の子、被害者が積極的に関与したもんは、関わりたくないのが本音。

で、ですね。
だから、もし、逮捕勾留されて
あー、終わったー
素直に話そう！
ってのは、ちょっと待った！なんです。

取り調べで、こう言う証拠とこう言う証拠があるから、やったのは認めるね！って感じじゃなきゃ黙ってしまった方がいいです。